明日の株新聞

市場期待を上回る金融政策が相場押し上げ バブル相場到来の準備を

前場はイベント警戒が主導するも後場に市場期待を上回る金融緩和政策が伝わり、買い気を強めてきた本日の株式相場ですが、当局の資産購入変化を受けて時価総額上位の浮上が株価指数を押し上げる格好。明日に祝日休場を控えるなかでも大引け前まで買い優勢の展開となっています。

日経平均株価は大幅反発。一気に節目16800円台まで水準を切り上げてきました。上値を押さえていた5日移動平均線(16567.66円)に加えて、25日移動平均線(16715.46円)をも上回ってきています。

さて、前営業日配信版では「明日は金融政策イベントを注視 短期投資対象が軸も政策結果次第か」と題していました。

金融政策注視のスタンスから、前述の通り後場に伝わった「長短金利操作付き量的・質的金融緩和の導入」を受けて市場心理も一変。株価指数浮上とともに買い気を強める格好に。直近ではイベント警戒の売りが上値を押さえていたこともあり、イベント通過を好感した買いも押し上げ要因となっています。

また、直近で報じられた「マイナス金利の深掘り」はなく、現行のマイナス0.1%を維持。さらに前営業日にも買い材料視された事前報道で、当局の資産購入による上場投資信託(ETF)の買い入れ対象を日経平均連動型から時価総額ベース型にシフトしていくとの観測通り、金融政策では買い入れ対象を2.7兆円を時価総額ベースのTOPIX型に切り替えると伝え、メガバンク、保険ほか金融関連を中心に時価総額上位の株価上昇が指数も押し上げました。

日経平均株価の上昇率1.91%に対して、TOPIXの上昇率は2.71%と早くも金融政策を意識した物色が働く格好。今後は当局の資産購入が意識される局面では、日経平均株価構成比率上位よりも時価総額上位の反応が見込まれるのではないでしょうか。

ただ、今晩の米国時間帯ではFOMC政策声明を控えるほか、明日22日は秋分の日の祝日休場となるため、米国市場や為替相場の変動は翌営業日の23日で織り込む形に。引き続き金融政策イベントを意識する流れとなりそう。

物色傾向では大型株主導の展開となりましたが、当欄でも「金融政策次第では大型株などを対象とした大きな資金シフトが働くかもしれません」とも指摘していたように、金融政策を切っ掛けとした指数上昇相場の到来も予感させる状況。米国金融政策、休場明けの市場反応を見極めながら、バブル相場発動にも上手く対応できるように準備しておきましょう。

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