来週の相場展望

注目の日米金融政策は緩和政策維持! 過去の過剰流動性相場で活躍した銘柄を狙え!

今週の株式相場は、売り圧力の高まりが確認されていた先週の流れから、週末三連休明けの火曜日は見直される場面があったものの、戻り売りで軟化。ただ、水曜日は一転して大きく買い直されると、木曜日の祝日休場を挟んで金曜日には利益確定売りが主導するなど、水曜日の反転が目立っています。

日経平均株価は、先週末の16500円台から、火曜日は16500円を割り込む動き。ただ、水曜日には16800円台まで上昇。金曜日には16700円台での値固めが見られるなど、水準を切り上げてきました。

先週には、日経平均株価のデッドクロス形成、金融要人発言で為替相場が神経質な展開となるなか、今週の金融政策イベントを警戒した売りが主導していたと思います。

さらに「敬老の日」を含んだ週末三連休中の外部要因は振るわず。金融政策イベント前の買い手控えも重しとなり、火曜日も軟調展開に。ただ、すでに先週段階でポジション調整が進んでおり、事前報道で当局の資産購入による上場投資信託(ETF)の買い入れ対象を日経平均連動型から時価総額ベース型にシフトしていくとの観測が伝わり、日経平均株価は反落もTOPIXは続伸着地となりました。

水曜日には、前場はイベント警戒が主導するも後場に市場期待を上回る金融緩和政策が伝わり、一転して買い気を強める展開。日経平均株価は一気に節目16800円台まで水準を切り上げ、上値を押さえていた5日移動平均線(16567.66円)に加えて、25日移動平均線(16715.46円)をも奪回する動きに。

金融政策注視の流れから、後場に伝わった「長短金利操作付き量的・質的金融緩和の導入」を受けて市場心理も一変。また、直近で報じられた「マイナス金利の深掘り」はなく、現行のマイナス0.1%を維持。さらに前営業日にも買い材料視された当局による上場投資信託(ETF)の買い入れ対象を日経平均連動型から時価総額ベース型にシフトしていくとの観測通り、金融政策では買い入れ対象を2.7兆円を時価総額ベースのTOPIX型に切り替えると伝え、メガバンク、保険ほか金融関連を中心に時価総額上位の株価上昇が指数も押し上げました。

さらに日経平均株価の上昇率1.91%に対して、TOPIXの上昇率は2.71%と早くも金融政策を意識した物色が主導しています。

ただ、米国時間帯開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策声明で政策金利据え置きを決定。米国株は利上げ見送りを好感して上昇。ただ、為替相場ではドル売りとともに円高推移が見られており、東京時間帯での円安推移からドルが軟化する格好に。

「秋分の日」の祝日休場中は米国市場が利上げ見送りで上昇したものの、ドルが弱含み。金曜日も利益確定売りが主導したものの、金融政策イベント通過を好感した押し目買いが下支えしています。

さて、先週配信版では「日米金融政策確認後の市場反応に注目 日程面も手掛けにくく、個別材料株の短期売買で取り組め!」と題していました。

国内金融政策では政策声明が伝わった水曜日の後場から緩和政策好感の買いで相場上昇。米国金融政策を受けてのドル軟化が金曜日の重しとなるなど、やはり今週は「金融政策」に対する注目度の高さが見て取れたのではないでしょうか。

また、金融政策イベントリスク、日程面の手掛けにくさから先行き不透明感が高まっていた週初では、火曜日に7日のインターネット会員A情報で買い推奨をしていた三谷セキサン<5273>、先週金曜日のインターネット会員A情報で買い推奨をしていた日本色材工業研究所<4920>が目標株価を達成。両銘柄とも新高値銘柄でもあり、順張り視点の資金流入が確認されています。

さらに先月30日引け後に配信した『厳選5銘柄付き』株式投資戦略マーケットレポート「上場来高値更新期待の新興●倍高株!」の注目銘柄・平田機工<6258>も火曜日に目標株価を達成。同社株も期待通りに上場来高値を更新しており、新興軽量級として短期資金を呼び込んでおり、週前半では個別銘柄を手掛けて利益を上げられた方も多かったのではないでしょうか。

さて、来週も日米で明らかとなった「金融政策効果」を見極める局面が続きそう。もちろん、金曜日にも見られたように短期的な相場調整は付きものですし、焦って買い上がる必要もありませんが、過去の金融緩和時、過剰流動性相場で好パフォーマンスを演じた銘柄を再度見直すタイミングとなるでしょう。

そこで来週は「過去の過剰流動性相場で活躍した銘柄」に注目してみてください。6年前や4年前の金融緩和政策で水準訂正したセクター・銘柄や日銀金融緩和が伝わった水曜日に物色を集め、緩和効果が直接的な恩恵となる金融関連や市況関連などをマークしていきましょう。

金融政策確認後の金曜日には、7月20日引け後に配信した『厳選5銘柄付き』株式投資戦略マーケットレポート「【決算急騰株】を先回り買い!」の注目銘柄・ケンコーマヨネーズ<2915>が目標株価を達成。高値更新とともに買いが買いを呼ぶ展開となっています。

この「過去の過剰流動性相場で活躍した銘柄」を対象とする投資戦略は、『厳選5銘柄付き』株式投資戦略マーケットレポート「【バブル相場】で狙える株!」で提供します。ぜひ、参考にしてみてください。

-来週の相場展望