明日の株新聞

警戒されたイベントリスクが表面化 決算で判明した好業績株狙いで

外部要因の急激な悪化とともに軟調展開を余儀なくされた本日の株式相場ですが、上値追いの見られていた株価指数も高値圏から急反落。物色傾向もリスク回避によるポジション調整や決算売りが目立っています。

日経平均株価は急反落。節目17200円を割り込んできました。ローソク足は陰線転換、パラボリックも売り転換となっています。

さて、前営業日配信版では「イベントモードに突入 決算反応目立つ決算銘柄で取り組め!」と題していました。

前営業日には国内金融政策イベントを消化したものの、今晩のFOMC政策声明、そして3日の「文化の日」の祝日休場、休場明けは米雇用統計、そして来週には米大統領選の重要イベントが続くこともあり、当欄でもイベント接近とともに手仕舞いの可能性を指摘していたと思います。

昨晩の米国市場では、金融政策イベントや大統領選でのトランプ氏の盛り返しなどで「トランプリスク」も高まる格好に。やはり「イベントモード突入」による調整が働いたのではないでしょうか。

さて、休場明けとなる翌営業日では、米国金融政策結果による市場反応から、米国時間帯で発表される米雇用統計睨みの展開ともなりそう。さらに米大統領選の情勢報道も伝わりそうで、6月の英国民投票時の調整も記憶に新しいことから、買い手控えムードが広まりそう。

そこで当欄でも「米国金融政策、祝日休場から来週の米大統領選の重要イベントが続くなか、全体相場の先行きは見極めにくく、引き続き個別視点で臨みましょう」と締めていたように、個別銘柄を手がけるスタンスを紹介してきました。

前営業日に目標株価達成を紹介していた兼松エレクトロニクス<8096>は続伸着地。軟地合いのなかでも物色が継続しており、今回の決算相場で好業績を明らかにした個別銘柄でも評価余地のある銘柄に関しては、選別物色を取り込む期待が高いのではないでしょうか。

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