来週の相場展望

米大統領選結果判明後の市場反応は? 超好業績株なら選別物色取り込み活躍期待高い!

2016/11/10

今週の株式相場は、全般買い優勢で推移していた先週の流れから、週明け月曜日には利益確定売り先行も下げ渋る動き。火曜日も堅調展開を見せたものの、水曜日には一転して大きく売り直される展開、祝日休場を挟んで金曜日も売り優勢の展開となり、週半ばから急速に軟化してきています。

日経平均株価は、先週末の17400円台から、月曜日も17400円台を固める動き。火曜日には先週高値を上抜く場面があったものの、水曜日には17200円割れ。金曜日には大台17000円を下抜くなど、水準を切り下げてきました。

先週には、利上げ観測の高まりを追い風にドルが強含み。日経平均株価も短期調整を挟みつつ、着実に水準を切り上げてきていたと思います。

ただ、先週末の米国市場でもクリントン民主党大統領候補による私的電子メール使用問題で米連邦捜査局(FBI)が調査を再開したと伝わり、週明け月曜日にはリスク回避姿勢が先行したものの、当局の資産購入期待や押し目買いで下げ渋る動きに。

火曜日も低調な外部要因のもと軟調な立ち上がりから、金融政策確認後の後場からドル、先物主導で浮上。日経平均株価はプラス転換を果たすも上値の重い展開となっていました。

さらに米国市場では米国金融政策イベントや大統領選でのトランプ氏の盛り返しなどで「トランプリスク」も高まる格好。米国株安、円高推移と外部要因の急激な悪化とともに翌日の祝日休場を控えて換金売りを集め、水曜日は大幅調整を余儀なくされました。

木曜日の「文化の日」の祝日休場を挟んで金曜日には、米国金融政策で波乱はなかったものの、米大統領選の先行き不透明感からリスク回避の動きが強まる展開。日経平均株価は大台17000円を割り込んできています。

さて、先週配信版では「決算シーズンも折り返し地点! 決算銘柄と日米金融政策をリスク限定で見極めろ!」と題していました。

全体相場は「イベント消化とともに方向性が鍵を握るため、市況ニュースを確認しながらテクニカル指標を活用して相場変動を先回りしていきたいところ」ともしましたが、金融政策に絡んだ市場反応は限られたものの、米大統領選に対する不透明感が調整につながっており、当欄で指摘したようにリスク回避に動い方も多かったのではないでしょうか。

また、個別銘柄では「決算発表を確認したあとの反応」をポイントとして挙げていましたが、火曜日には先月21日のインターネット会員A情報で買い推奨していた信越ポリマー<7970>、先週25日のインターネット会員A情報で買い推奨していた兼松エレクトロニクス<8096>、先週28日のインターネット会員A情報で買い推奨していたジーテクト<5970>がそれぞれ目標株価を達成しました。

3銘柄とも決算開示前のエントリーから、決算評価を追い風とした株価上昇を捉えており、今週は個別視点で決算銘柄を手掛けて利益を上げられた方も多かったのではないでしょうか。

ただ、来週は火曜日(日本時間水曜日)に投開票を迎える米大統領選の市場反応が気掛かり。4年前の前回大統領選も東京時間帯で米大統領選の開票が行われ、開票状況が場中に逐次伝わったほか、オバマ大統領再選でも調整につながった経緯があり、市況ニュースを確認しながら市場反応を見極めたいところ。

一方、個別視点でも様々な反応を見せた決算発表も来週でほぼ一巡。開示数減少とともに今後は決算銘柄に対する短期売買も限られてきますが、決算発表が出揃うことで、業績の悪いものを売って、業績の良いものに乗り換える「選別物色」が進む局面となります。

そこで来週は、今回の決算発表シーズンで申し分ない好内容を明らかにした「超好業績株」に注目してみてください。足元では地合い軟化が見られていますが、決算発表後も実態評価から選別物色を取り込み、上昇継続が見込まれる決算評価の高い銘柄を狙ってみましょう。

「超好業績株」を対象とする具体的な業績判断のポイントや銘柄アプローチ、売買タイミングなどは、『厳選5銘柄付き』株式投資戦略マーケットレポート「超好業績株でハイリターンを狙え!」で提供します。ぜひ、参考にしてみてください。

-来週の相場展望