来週の相場展望

来週の相場展望「株価指数の連騰一服も物色意欲は旺盛 資金循環見極めてハイリターンを狙え!」

今週の株式相場は、好地合いが確認されていた先週の流れから、週明け月曜日は利益確定売りが先行するも押し目買いで下げ渋る動き。火曜日も同様の動きとなり、水曜日も売り買いが交錯。ただ、木曜日には一転して買い進まれたあと、金曜日には利益確定売りが主導するなど、押し目買いと利益確定売りが入り交じる展開となっています。

日経平均株価は、先週末の18300円台から、月曜日から水曜日まで18300円台を挟んだ値動きに。ただ、木曜日には18500円台で引けて終値ベースでの年初来高値更新を果たすと、金曜日には18400円台を割り込むなど、上値を探ったものの、節目18300円台での値固めが続きました。

先週には、祝日休場があったものの、円安推移を追い風に日経平均株価は7連騰。TOPIXは11連騰を記録するなど、週を通じて買い優勢の展開となっていたと思います。

ただ、月曜日には利益確定売りが主導。日経平均株価は8日ぶりの反落となったものの、TOPIXは12連騰を記録するなど、押し目買いが確認されていました。

さらなる外部要因軟化で折り返した火曜日も利益確定売りが優勢。日経平均株価は続落着地となり、TOPIXは13営業日ぶりの反落に。それでも下げ幅は限られており、押し目買いが下支えする流れに。

外部要因改善で水曜日には見直し買いが先行したものの、利益確定売り圧力が根強く、日経平均株価はわずか1円高の反発着地。中核銘柄は指数同様に売り買いが交錯したものの、代わって値動きに着目した短期物色が盛り上がりを見せていました。

OPEC減産合意、良好な雇用指標を受けてドル買いが優勢となり、木曜日には一転して買い進まれる展開。原油相場上昇とともに鉱業株が強く、日経平均株価も節目18700円台に乗せる動きを見せ、利益確定売りで伸び悩んだものの、終値ベースでの年初来高値を更新しました。

金曜日は、米雇用統計やイタリア国民投票のイベント前でドルの上値が重く、売り直される展開。それでも押し目買いで日経平均株価の節目18400円台攻防が確認されています。

さて、先週配信版では「トランプラリーは来週も続く!? イベント考慮で短期売買対象など物色傾向の把握を!」と題していました。

株価指数の連騰は今週前半でストップ。外部要因もやや軟化、短期過熱感や週後半に控える米雇用統計やイタリア国民投票などのイベント考慮の利益確定売りが重しとなったのではないでしょうか。

それでも日経平均株価は木曜日に終値ベースで年初来高値を更新するなど、上値志向は引き続き高く、ボリュームは高水準。物色傾向でも材料株やテーマ株、IPOなど需給妙味の強い銘柄が賑わうなど、短期資金循環が確認されました。

原油相場上昇とともに市況関連が賑わいを見せた木曜日には、18日のインターネット会員A情報で買い推奨していた第一実業<8059>、28日のインターネット会員A情報で買い推奨していた日工<6306>が目標株価達成を果たしています。

第一実業<8059>は石油掘削、生成装置を手掛けるプラント・エネルギー関連の一角。日工<6306>もプラント、搬送装置を手掛けており、テーマ人気も押し上げ要因となりました。

来週もメジャーSQ算出が控えていますし、指数膠着が続けば、材料株やテーマ株、IPOなど需給妙味の強い銘柄への資金シフトが期待できそう。ただ、資金循環は早く、リスクを限定して取り組みたいところ。大化け期待が高く、回転売買向きの低売買単価銘柄も押さえておきたいところです。

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