明日の株新聞

明日の株新聞「米朝軍事衝突回避で見直し買い呼び込む まだ中核銘柄は鈍く、短期売買対象狙いで」

週末に注目された北朝鮮情勢では核実験は行われなかったものの、ミサイル発射を発表。打ち上げ失敗が伝わったものの、先行き不透明感が強まり、円高推移とともに売り優勢の立ち上がりとなった本日の株式相場ですが、円買い一巡とともに見直し買いで持ち直す動き。ただ、中核銘柄の一角は鈍く、物色は材料株や新興軽量級などに偏っています。

日経平均株価は5日ぶり反発。前場で年初来安値を更新したものの、切り返して引けました。ローソク足も陽線転換となっています。

さて、前営業日配信版では「米朝軍事衝突の懸念、週末の北朝鮮情勢に要注目 来週も短期売買向きの流れ続く」と題していました。

週末の金日成生誕日で北朝鮮の軍事活動が警戒される状況のもと、米軍が強力爆弾をアフガニスタンで使用。タイミング的に北朝鮮に対する牽制とも判断できるだけに、市場心理を冷やす形となっていた前営業日取引でしたが、前述したように米朝間での軍事衝突には発展せず。過度の警戒感からの見直しが入っています。

当欄でも「日経平均株価では節目18300円が節目と意識できるだけに、イベント通過とともに見直される期待もありそう。上方ではSQ値などとの位置関係を見ていきましょう」とも記していましたが、後場では節目18300円を下値水準として持ち直しの動きが確認されました。

ただ、前営業日にも売り直された経緯があり、まだ戻り売り圧力が見込まれるなか、本日の値動きだけで「底打ち」と見るのは早計でしょう。

物色傾向でもメガバンクや日経平均株価構成比率上位の一角は鈍く、値動きの良い材料株や新興軽量級に短期資金が向かっています。

前営業日に目標株価達成を紹介していたネットマーケティング<6175>が連騰。提供時から4割高となる場面も見られましたが、保有期間を限定する短期売買向きの流れが確認されました。

週末24日にはフランス大統領選挙があるほか、来週25日には北朝鮮軍創建日が控えており、まだ地政学リスクが残る状況。国内では決算シーズン入りも意識されるところで、保有期間を限定した短期売買に分がある状況に変わりません。

-明日の株新聞