来週の相場展望

来週の相場展望「決算発表シーズンもいよいよ後半戦へ! 低売買単価銘柄で決算リスクの軽減を!」

今週の株式相場は、全般さえない展開となっていた先週の流れから、週明け月曜日には売り圧力が後退。火曜日、水曜日と見直されたあと、木曜日に売り直される動き。金曜日も軟調でまだ買い気の乏しい展開となっています。

日経平均株価は、先週末の19900円台から、月曜日も先週末と同レベルでのもみあいに。火曜日には大台20000円を試し、水曜日には終値で大台奪回を果たしたものの、木曜日は反落、金曜日には大台割れが確認されました。

先週は、企業業績など個別材料重視の流れから、FOMC政策声明後の円高推移も重しとなっていたと思います。

先週末に北朝鮮のミサイル発射実験など地政学的リスクを受けて円買い圧力が高まったものの、月曜日には先週開示の決算銘柄の反応が主導。米政権が10日前に就任したばかりの広報部長解任を伝え、円高圧力で火曜日も売りが先行したものの、株価指数の節目意識は高く、持ち直しの動きを見せました。

水曜日では米国株高を追い風に買い優勢の展開。日経平均株価は続伸し、終値で大台20,000円奪回を果たしており、先週28日以降の調整分を埋める動きに。

ただ、好決算を示した米アップル上昇を先回りしたハイテク株上昇が押し上げ要因となっていたことから、木曜日には利益確定売りが主導。モラー特別検察官が現政権のロシア疑惑捜査で大陪審を設置したとの報道を嫌気した外部要因軟化とともに金曜日も軟調展開となっています。

さて、前回配信版では「来週も決算発表シーズン続く! 決算保有リスク考慮なら低売買単価銘柄も狙い目に!」と題していました。

市場参加者の関心も引き続き企業決算に集まり、決算内容を評価した売買が進むことを想定。業績変化率の高い銘柄や第2四半期予想、通期業績予想に対する進捗状況が良好な銘柄などが狙い目となっています。

水曜日では、月曜日のインターネット会員A情報で買い推奨していたローム<6963>が目標株価を達成。決算評価に加え、調査機関の高評価も押し上げ要因となりました。

木曜日には、火曜日のインターネット会員A情報で買い推奨していたJCU<4975>が目標株価を達成。上場来高値を更新しており、新値追いに着目した買いも集め、当日には前日比1割高を超えており、決算銘柄を手掛けて利益を上げられた方も多かったのではないでしょうか。

ただ、期待感を先回りして上昇していた銘柄などは利益確定売りに押される場面も増えてきています。決算リスク軽減のために低売買単価銘柄を選好していきたいところ。

来週も3月期決算企業の第1四半期(4ー6月)決算が続きます。後半戦となりますが、決算発表を確認したあとでも第1四半期の段階で通期業績予想の増額修正を行うなど業績絶好調銘柄、市場コンセンサスを上回った銘柄などは、決算シーズン後も素直に評価を集めるのではないでしょうか。

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