株式市況 「日経平均株価は165円高の続伸 堅調な外部要因を受けて直近高値試す 中核銘柄に資金還流 大台20,000円値固め」
昨晩の米国市場は続伸。米中通商協議再開とともにテクノロジー関連を中心に買い優勢の展開となっています。
ダウ平均株価は、前営業日比98.19ドル高の23,531.35ドル。ナスダック総合指数は84.61ポイント高の6,823.47ポイントで取引を終えました。
為替相場では株高とともにドルが堅調展開となっています。
東京市場は米国株続伸、円安推移を好感した買いが先行。日経平均株価始値は20,224円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価の前営業日高値攻防から伸び悩む動きとなりました。
後場では前場高値を上抜き、直近高値レベルを上回る節目20,300円台での推移となっています。
日経平均株価終値は、165.07円高の20,204.04円。東証1部の売買代金は概算で2兆6752億円。東証1部の売買高は概算で15億5257万株。値上がり銘柄は1304（61％)に対し値下がりは761（35％)、変わらずは63（2％）となりました。
日経平均株価の続伸とともに日経平均株価構成比率上位のソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱ＵＦＪＦＧ<8306>、三井住友ＦＧ<8316>、みずほＦＧ<8411>などが上昇、指数を押し上げています。
中核銘柄のトヨタ<7203>、ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>、ホンダ<7267>なども買い優勢となりました。
売買代金上位では、レバレッジ型ＥＴＦの日経レバレッジ<1570>のほか、ソフトバンク<9434>、東海カーボン<5301>、サンバイオ<4592>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に石油石炭、精密機器、海運、情報通信、ガラス土石、機械、輸送用機器、証券商品、その他金融、非鉄、鉱業、金属製品などが並びました。
一方、値下がりは陸運、空運、食料品、紙パルプ、化学、倉庫運輸、小売、建設、その他製品などが並んでいます。
個別では、決算評価の薬王堂<3385>、月次好調のアダストリアホールディングス<2685>などが物色されました。
新興市場では、オンコリスバイオファーマ<4588>、Ｋｕｄａｎ<4425>、ベルトラ<7048>、メルカリ<4385>、テクノスデータ<7046>、そーせいグループ<4565>、アイ・ピー・エス<4335>、ラクオリア<4579>などが賑わっています。
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