株式市況「大納会の日経平均株価は19円安の続落 戻り売りと手仕舞いに押される 中核銘柄の上値重い IPOは短期資金で活況」
昨晩の米国市場は上昇。閑散相場で材料に乏しいなか、保険株や金融関連を中心に堅調に推移しています。
ダウ平均株価は、前営業日比63.21ドル高の24,837.51ドル。ナスダック総合指数は10.82ポイント高の6,950.16ポイントで取引を終えました。
為替相場では、欧州時間帯からドル売りが一巡、東京時間帯早朝では1ドル112円台後半、1ユーロ134円台後半で推移しています。
東京株式市場では、米国株上昇を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,831円の反発スタートに。
寄り付き後は、前営業日下落からの戻り売りが重しとなっており、戻りも限定的。小幅高水準でもみあいました。
後場では、昼休みの先物浮上を受けて後場寄りでは買いが先行したものの、買いは続かず。大引け前にはマイナスに転じています。
日経平均株価終値は、19.04円安の22,764.94円。東証1部の売買代金は概算で1兆5465億円。東証1部の売買高は概算で8億8915万株。値上がり銘柄は1030(49%)に対し値下がりは914(44%)、変わらずは119(5%)となりました。
日経平均株価の軟化とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>が総じて軟調。信越化学工業<4063>、キヤノン<7751>、キーエンス<6861>などテクノロジー関連も売られています。
一方、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>が底堅い動き。市況関連の住友鉱山<5713>、コマツ<6301>などが買われました。
売買代金上位では、直近IPOのヴィスコテクノロジー<6698>、みらいワークス<6563>、バイオ関連のラクオリア創薬<4579>、新興軽量級のPKSHA<3993>などが短期資金で賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に食料品、化学、サービス、空運、電気機器、繊維製品、情報通信、小売、建設、その他金融、陸運、鉱業などが並びました。
一方、値上がり上位はガラス土石、紙パルプ、銀行、証券先物、金属製品、精密機器、保険、電気ガス、ゴム製品、鉄鋼、倉庫運輸となっています。
個別では、増額の立花エレテック<8159>、決算評価のハローズ<2742>、目標株価引き上げの亀田製菓<2220>、三益半導体工業<8155>などが物色されました。
新興市場では、ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>、サインポスト<3996>、アークン<3927>、一家ダイニング<9266>、ブランジスタ<6176>、グローバルリンク<3486>、トレードワークス<3997>、ベルグアース<1383>などが賑わっています。
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