株式市況

日経平均は53円安の続落 円高で水準切り下げも大引け前に下げ渋り 中核銘柄は指数調整とともに軟調 任天堂関連に短期資金集中

昨晩の米国市場は小動き。アップル新製品発表で物色されており、ハイテク関連を押し上げたものの、他の銘柄は売り買いが交錯しています。

ダウ平均株価は、前営業日比11.98ドル安の18,526.14ドル。ナスダック総合指数は8.02ポイント高の5,283.93ポイントで取引を終えました。

為替相場では、目立った変動のないなかドルが上値が重い状況。東京時間帯早朝では1ドル101円台後半、1ユーロ114円台半ばの水準で取引されています。

東京株式市場では、売り買い交錯の立ち上がり。日経平均株価始値は16984円の小幅続落スタートに。

寄り付き後は、ios端末へのアプリ供給を明らかにした任天堂<7974>が買い気配スタート、協業関係のディー・エヌ・エー<2432>なども短期資金が向かっており、個別材料に反応する展開。日経平均株価はジリ安商状となりました。

後場では、買い気も鈍く、大台17000円から水準を切り下げて一段安。日銀副総裁が講演でマイナス金利の深掘りは排除できないと伝えて円高に振れると下げ幅を広げたものの、当局の資産購入期待とともに大引けにかけて下げ幅を縮めています。

日経平均株価終値は、53.67円安の16,958.77円。東証1部の売買代金は概算で2兆1925億円。東証1部の売買高は概算で16億7242万株。値上がり銘柄は860(43%)に対し値下がりは923(46%)、変わらずは190(9%)となりました。

指数続落で三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>のメガバンク、日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、ソフトバンク<9984>が安く、指数を押し下げています。

一方、ファーストリテイリング<9983>、トヨタ<7203>、SMC<6273>、コマツ<6301>、三菱商事<8058>などが底堅く推移したものの、反応は限られました。

売買代金上位では、米アップルの新製品発表で新作アクションゲーム「スーパーマリオラン」投入が伝えられた任天堂<7974>が活況高。協業関係のディー・エヌ・エー<2432>も賑わうなど、材料人気が確認されています。

セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に保険、鉄鋼、サービス、電気ガス、紙パルプ、水産農林、化学、ガラス土石、銀行、その他金融、空運、情報通信、電気機器などが並びました。

一方、値上がり上位はその他製品、海運、精密機器、証券商品、ゴム製品、輸送用機器、卸売、倉庫運輸、機械となっています。

個別では、月次軟調の電通<4324>、格下げの富士ソフト<9749>などが売られました。

新興市場では、アップバンク<6177>、メタップス<6172>、ジグソー<3914>、アクセルマーク<3624>、セレス<3696>、田中化学研究所<4080>、構造計画研究所<4748>、ブロッコリー<2706>などが賑わっています。

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