株式市況

日経平均は6円高の小反発 後場切り返すも大台、SQ値乗せならず 中核銘柄は指数もみあいで高安まちまち バイオ関連などに賑わい

昨晩の米国市場は軟調。ECB理事会での緩和見送り方針が嫌気されたほか、アップル下落も押し下げています。

ダウ平均株価は、前営業日比46.23ドル安の18,479.91ドル。ナスダック総合指数は24.44ポイント安の5,259.48ポイントで取引を終えました。

為替相場では、緩和見送りのユーロが上昇したほか、ドルも強含み。東京時間帯早朝では1ドル102円台前半、1ユーロ115円台前半の水準で取引されています。

東京株式市場では、円安推移を好感した買いが先行。日経平均株価始値は16994円の小幅反発スタートに。

寄り付き後は、SQ概算値17011.77円の算出が確認されており、大台17000円に乗り直す場面があったものの、円高推移に加え、北朝鮮の核実験観測を嫌気した売りに押されて軟化しました。

ただ、昼休みに黒田日銀総裁と安倍首相の会談実施が伝わり、13時の会見実施への思惑も高まる格好。後場寄りから見直し買いが優勢、日経平均株価はプラス転換を果たしています。

日経平均株価終値は、6.99円高の16,965.76円。東証1部の売買代金は概算で2兆1662億円。東証1部の売買高は概算で17億6469万株。値上がり銘柄は739(37%)に対し値下がりは1082(54%)、変わらずは153(7%)となりました。

指数小動きで日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、ソフトバンク<9984>、三菱UFJFG<8306>、日産自動車<7201>らが買われた半面、トヨタ<7203>、KDDI<9433>、NTT<9432>、ホンダ<7267>などは振るわず。高安まちまちとなっています。

前営業日に賑わいを見せていた任天堂<7974>、ディー・エヌ・エー<2432>も軟調。短期過熱感からの利益確定売りに押されました。

売買代金上位では、バイオ関連のそーせいグループ<4565>が好調。京セラ<5971>、武田薬品<4502>なども底堅く推移しています。

セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に海運、鉱業、空運、証券商品、非鉄、鉄鋼、ガラス土石、石油製品、機械、ゴム製品、紙パルプ、倉庫運輸、精密機器、卸売などが並びました。

一方、値下がり上位に食料品、水産農林、情報通信、建設、その他製品、電気ガス、陸運、保険、サービスとなっています。

個別では、目標株価引き上げの昭和電工<4004>、自社株買いのヨロズ<7294>、増額のジオスター<5282>、決算銘柄のスバル興業<9632>、シーイーシー<9692>などが物色されました。

新興市場では、全市場の売買代金上位に進出したそーせいグループ<4565>、ジーエヌアイグループ<2160>、中村超硬<6166>、モバイルファクトリー<3912>、田中化学研究所<4080>、極楽湯<2340>、アエリア<3758>、ベクター<2656>、小田原エンジニアリング<6149>などが賑わっています。

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