株式市況

株式市況「日経平均株価は64円安の続落 節目19900円の攻防 メガバンク、指数構成比率上位が軟化 輸送用機器、ハイテクが下支え」

昨晩の米国市場は下落。ADP雇用統計の市場予想下振れや各国中銀の金融引き締め観測が相場を押し下げています。

ダウ平均株価は、前営業日比158.13ドル安の21,320.04ドル。ナスダック総合指数は61.39ポイント安の6,089.46ポイントで取引を終えました。

為替相場では、株安でドルの上値は重く、東京時間帯早朝では1ドル113円台前半、1ユーロ129円台前半で推移しています。

東京株式市場では、外部要因軟化を受けて売り先行の立ち上がり。日経平均株価始値は19856円の続落スタートに。

寄り付き後は、朝安から日銀の指値オペ通知を好感したドル上昇とともに日経平均株価も下げ渋る動きとなりました。

ただ、プラス転換には至らず、後場寄りから再度戻り売りに押される展開。節目19900円を挟んで売り買いが交錯しています。

日経平均株価終値は、64.97円安の19,929.09円。東証1部の売買代金は概算で2兆2732億円。東証1部の売買高は概算で16億5375万株。値上がり銘柄は455(22%)に対し値下がりは1471(72%)、変わらずは95(4%)となりました。

指数続落でメガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>、日経平均株価構成比率上位のソフトバンク<9984>、ファナック<6954>なども軟調。指数を押し下げています。

一方、輸送用機器のトヨタ<7203>、SUBARU<7270>、日産<7201>、ハイテクの東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>が買われており、指数を下支えしました。

売買代金上位では、悪材料のキヤノン<7751>、決算売りのセブン&アイ<3382>が売られた半面、東証2部指定替え見通しのリミックスポイント<3825>などが短期資金で賑わっています。

セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に水産農林、不動産、電気ガス、その他金融、建設、石油製品、倉庫運輸、証券商品、小売、銀行、陸運、繊維製品などが並びました。

一方、値上がりは保険、海運、輸送用機器の3業種となっています。

個別では、調査機関の高評価でニコン<7731>、格上げの江崎グリコ<2206>、決算評価のコスモス薬品<3349>、自社株買いのナガセ<9733>などが物色されました。

新興市場では、ドリコム<3793>、サイバーステップ<3810>、アンジェス<4563>、ジーエヌアイグループ<2160>、ソレイジア<4597>、ビリングシステム<3623>、アイフリーク<3845>、ブラコー<6347>、ラクオリア<4579>、GFA<8783>などが賑わっています。

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