株式市況「日経平均株価は348円高の5日ぶりの反発 節目22900円台回復 5日移動平均線を奪回 中核銘柄、IPOの強さ目立つ」
昨晩の米国市場は上昇。税制改革法案の進展期待が高まり、主要指数は過去最高値を更新しています。
ダウ平均株価は、前営業日比143.08ドル高の24,651.74ドル。ナスダック総合指数は80.06ポイント高の6,936.58ポイントで取引を終えました。
為替相場では、税制改革法案進展期待とともにドルが買い直されており、東京時間帯早朝では1ドル112円台後半、1ユーロ132円台半ばで推移しています。
東京株式市場では、外部要因改善を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,770円の反発スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価の5日移動平均線攻防を乗り切り、高値圏で堅調展開となりました。
後場寄りから前場高値を上回り、上げ幅は300円を超えて一段高。5日ぶりの反発となっています。
日経平均株価終値は、348.55円高の22,901.77円。東証1部の売買代金は概算で2兆3529億円。東証1部の売買高は概算で14億5203万株。値上がり銘柄は1284(62%)に対し値下がりは693(33%)、変わらずは77(3%)となりました。
日経平均株価の5日ぶり反発とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>が揃って上昇。指数を押し上げています。
中核銘柄のトヨタ<7203>、ソニー<6758>のほか、ハイテクのSUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>、信越化学工業<4063>、村田製作所<6981>、キーエンス<6861>なども買われました。
売買代金上位では、前営業日に材料性で買われていたSBIホールディングス<8473>が売られた半面、材料性でラクオリア創薬<4579>が連騰。燃料電池関連のモリテックスチール<6986>も賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に紙パルプ、保険、銀行、非鉄、電気機器、機械、輸送用機器、ガラス土石、化学、繊維製品、ゴム製品、精密機器、医薬品、卸売などが並びました。
一方、値下がりは石油製品の1業種となっています。
個別では、通訳デバイスの独占販売権拡大でソースネクスト<4344>、株式分割のオープンドア<3926>、自社株買いの日油<4403>、キッツ<6498>などが物色されました。
新興市場では、IPOジーニー<6562>、イオレ<2334>、歯愛メディカル<3540>、ヴィスコテクノロジー<6698>が活況。一家ダイニング<9266>、ビリングシステム<3623>、カイカ<2315>、ハーモニック<6324>、シライ電子工業<6658>、アイケイ<2722>などが賑わっています。
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