株式市況「日経平均株価は351円安の6日続落 大台22000円に迫る 中核銘柄も軒並み安 中小型株にも見切り広がる」
昨晩の米国市場は軟調。原油相場下落でエネルギー関連が売られており、相場を押し下げています。
ダウ平均株価は、前営業日比30.23ドル安の23,409.47ドル。ナスダック総合指数は19.72ポイント安の6,737.87ポイントで取引を終えました。
為替相場では、株安とともにドル円も軟調。東京時間帯早朝では1ドル113円台前半、1ユーロ133円台後半で推移しています。
東京株式市場では、外部要因軟化を受けて利益確定売りが先行。日経平均株価始値は22250円の続落スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価が節目22300円を割り込んでおり、下値探りのなか安値もみあいに終始しました。
午後からは円高推移が確認されており、日経平均株価は後場一段安。大台22000円に迫る動きとなっています。
日経平均株価終値は、351.69円安の22,028.32円。東証1部の売買代金は概算で3兆7703億円。東証1部の売買高は概算で21億5918万株。値上がり銘柄は120(5%)に対し値下がりは1901(93%)、変わらずは14(0%)となりました。
日経平均株価の6日続落とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>なども下落、指数を押し下げています。
直近で底堅く推移していた任天堂<7974>、ソニー<6758>、SUMCO<3436>、トヨタ<7203>なども下落。ハイテクの村田製作所<6981>、日本電産<6594>、キーエンス<6861>なども売られました。
売買代金上位では、指数下落でヘッジ目的の買いを集めた日経ダブルインバース<1357>が好調。増額実施の第一生命保険<8750>なども買われています。
セクターでは、業種別株価指数騰落で全業種が下落。値下がり上位に石油製品、鉄鋼、鉱業、その他製品、非鉄、その他金融、卸売、倉庫運輸、海運、不動産、証券商品などが並びました。
一方、値下がり下位は空運、保険、水産農林、繊維製品、医薬品、食料品、金属製品、銀行などとなっています。
個別では、増額の東京精密<7729>、決算評価のオープンハウス<3288>、ユニプレス<5949>、ワタミ<7522>、学研ホールディングス<9470>などが物色されました。
新興市場では、中村超硬<6166>、フィル・カンパニー<3267>、ブライトパス<4594>、ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>、UMNファーマ<4585>、新都ホールディングス<2776>、ヤマトインダストリー<7886>などが賑わっています。
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