株式市況「日経平均株価は190円安の5日ぶりの反落 外部要因軟化で利食い優勢 5日移動平均線と25日移動平均線がゴールデンクロス形成」
昨晩の米国市場は下落。ティラーソン国務長官の解任を受けて、保護主義懸念や地政学的リスクの高まりを警戒した売りに押されています。
ダウ平均株価は、前営業日比171.58ドル安の25,007.03ドル。ナスダック総合指数は77.31ポイント安の7,511.01ポイントで取引を終えました。
為替相場では米国が中国に対し300億ドル相当の輸入関税案検討が伝わり、円買い圧力が上昇。東京時間帯早朝では1ドル106円台前半、1ユーロ132円台前半で推移しています。
東京株式市場では、外部要因軟化を受けて利益確定売りが先行。日経平均株価始値は21,764円の反落スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価が前営業日も朝安から切り返した経緯もあるだけに、一旦は見直されたものの、見直し続かず、軟調展開を余儀なくされました。
後場も前場安値を試す動き。ここ連日で下値レベルとなっている節目21700円との攻防が確認されています。
日経平均株価終値は、190.81円安の21,777.29円。東証1部の売買代金は概算で2兆2537億円。東証1部の売買高は概算で11億5609万株。値上がり銘柄は708(34%)に対し値下がりは1262(60%)、変わらずは100(4%)となりました。
日経平均株価の5日ぶり反落とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクグループ<9984>、中核銘柄のトヨタ<7203>、コマツ<6301>、KDDI<9433>なども安く、指数を押し下げています。
ハイテクの東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>、SMC<6273>、日本電産<6594>なども下落。指数反落で日経レバレッジETF<1570>なども売られました。
売買代金上位では、指数インバースETFの日経ダブルインバース<1357>が活況高。無人レジ関連のヴィンクス<3784>、低位の明豊エンタープライズ<8927>なども賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に鉱業、その他製品、海運、小売、建設、金属製品、機械、ガラス土石、証券商品、精密機器、その他金融、電気機器、サービス、情報通信などが並びました。
一方、値上がりは水産農林、倉庫運輸、電気ガス、鉄鋼、食料品などとなっています。
個別では、製品値上げを伝えたサカタインクス<4633>、決算評価の丹青社<9743>、シーイーシー<9692>、増額のEIZO<6737>などが物色されました。
新興市場では、サンバイオ<4592>、メドレックス<4586>、MRT<6034>、アドバンストメディア<3773>、メドピア<6095>、イナリサーチ<2176>、ニチダイ<6467>、テラ<2191>、レカム<3323>などが賑わっています。
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