株式市況 「日経平均株価は36円高の5日ぶり反発 前場のマイナス転換から切り返す 米国株、ドル円の下げ止まりで見直し買い まだ戻り売り残る」
昨晩の米国市場は下げ止まり。テクノロジー関連を中心に売り圧力が後退、下げ止まりを感じさせる動きとなっています。
ダウ平均株価は、前営業日比56.21ドル安の26,430.57ドル。ナスダック総合指数は2.07ポイント高の7,738.02ポイントで取引を終えました。
為替相場では1ドル113円台で踏みとどまる動きとなっています。
東京市場は米国株、ドル円とも下げ止まりを受けて見直し買いが先行。日経平均株価始値は23,538円の反発スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が戻り売りに押されて前引け前にマイナスに転じました。
ただ、後場で切り返すと小幅高水準でもみあう動きとなっています。
日経平均株価終値は、36.65円高の23,469.39円。東証1部の売買代金は概算で2兆6330億円。東証1部の売買高は概算で13億4506万株。値上がり銘柄は1137(53%)に対し値下がりは894(42%)、変わらずは79(3%)となりました。
日経平均株価の5日ぶりの反発とともにメガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>、日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>らが上昇、指数を押し上げています。
一方、ファナック<6954>、ソフトバンクグループ<9984>が安く、テクノロジー関連のキーエンス<6861>、信越化学工業<4063>などが売られました。
売買代金上位では、黒鉛電極関連の東海カーボン<5301>、増額のユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に鉱業、水産農林、その他金融、電気ガス、保険、石油石炭、陸運、小売、銀行、金属製品、海運、食料品、精密機器、証券商品、ゴム製品、医薬品などが並びました。
一方、値下がり上位は化学、紙パルプ、情報通信、輸送用機器、鉄鋼、電気機器、非鉄、倉庫運輸、その他製品などとなっています。
個別では、決算評価のネクステージ<3186>、リソー教育<4714>、月次好調のドン・キホーテ<7532>などが物色されました。
新興市場では、エヌ・ピー・シー<6255>、シェアリングテクノロジー<3989>、フロンティア・マネジメント<7038>、ラクスル<4384>、エクスモーション<4394>、極東産機<6233>、ユニバーサルエンターテインメント<6425>などが賑わっています。
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