株式市況 「日経平均株価は63円高の続伸 25日移動平均線との攻防続く 米国株続伸で堅調展開 テクノロジー関連が底堅い」
昨晩の米国市場は続伸。米雇用統計を好感する流れを引き継いだほか、マイクロソフトのギットハブ買収も物色意欲を高めています。
ダウ平均株価は、前営業日比178.48ドル高の24,813.69ドル。ナスダック総合指数は52.13ポイント高の7,606.46ポイントで取引を終えました。
為替相場では株高とともにドル上昇が確認されています。
東京市場は米国株続伸を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,552円の続伸スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価の上値抵抗となっていた25日移動平均線との攻防が確認されており、買い先行も伸び悩みました。
後場も前営業日終値近辺でのもみあい、25日移動平均線との攻防が続いています。
日経平均株価終値は、63.60円高の22,539.54円。東証1部の売買代金は概算で2兆3824億円。東証1部の売買高は概算で15億4648万株。値上がり銘柄は853(40%)に対し値下がりは1133(54%)、変わらずは98(4%)となりました。
日経平均株価の続伸とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクグループ<9984>らが上昇。テクノロジー関連のソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>なども買われており、指数を下支えしています。
一方、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>が軟調。トヨタ<7203>、デンソー<6902>、コマツ<6301>、ホンダ<7267>など外需関連も売られました。
売買代金上位では、資金還流の任天堂<7974>、フィンテック関連の日本通信<9424>、医薬品のアステラス製薬<4503>、エーザイ<4523>なども賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に情報通信、その他製品、ゴム製品、小売、非鉄、食料品、化学、倉庫運輸、電気機器、保険、海運、その他金融などが並びました。
一方、値下がり上位は鉱業、石油石炭、証券商品、空運、水産農林、不動産、ガラス土石、紙パルプ、輸送用機器、銀行、繊維製品などとなっています。
個別では、増産方針のオプトラン<6235>、既存店好調の良品計画<7453>、新規カバレッジ開始のKHネオケム<4189>などが物色されました。
新興市場では、ラクスル<4384>、ユナイテッド<2497>、ビープラッツ<4381>、SHIFT<3697>、スマートバリュー<9417>、キーホルダー<4712>、Ciメディカル<3540>、ソフトフロントホールディングス<2321>などが賑わっています。
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