株式市況 「日経平均株価は197円高の5日続伸 米国株上昇とともに節目22800円攻防 ゴールデンクロス形成で上値追い 中核銘柄の強さ目立つ」
先週末の米国市場は上昇。パウエルFRB議長が従来通りの利上げペースを示唆し、イベント通過を好感した買いを集めています。
ダウ平均株価は、前営業日比133.37ドル高の25,790.35ドル。ナスダック総合指数は67.52ポイント高の7,945.98ポイントで取引を終えました。
為替相場ではパウエルFRB議長のジャクソンホール会合での講演後は円買いが出たものの、週明けは円安推移が確認されています。
東京市場は米株高を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,693円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、月初の水準を回復しており、上値を伸ばして節目22800円乗せが確認されました。
後場では節目22800円を挟んで一進一退の攻防。高値もみあいとなっています。
日経平均株価終値は、197.87円高の22,799.64円。東証1部の売買代金は概算で1兆8434億円。東証1部の売買高は概算で10億4583万株。値上がり銘柄は1767(83%)に対し値下がりは273(12%)、変わらずは65(3%)となりました。
日経平均株価の5日続伸で日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクグループ<9984>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>などが堅調。指数を押し上げています。
一方、KDDI<9433>、NTT<9432>の大手通信が軟調。スズキ<7269>、JT<2914>なども売られました。
売買代金上位では、任天堂<7974>、村田製作所<6981>、スルガ銀行<8358>、太陽誘電<6976>、楽天<4755>、エクストリーム<6033>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に非鉄、石油石炭、電気機器、紙パルプ、化学、機械、不動産、その他製品、金属製品、輸送用機器、繊維製品、保険、卸売、その他金融などが並びました。
一方、値下がりは空運、海運、鉱業の3業種となっています。
個別では、増額の菱洋エレクトロ<8068>、目標株価引き上げの不二家<2211>、新規カバレッジ開始のエフピコ<7947>などが物色されました。
新興市場では、そーせいグループ<4565>、サンバイオ<4592>、アンジェス<4563>、ユーザベース<3966>、ウェルビー<6556>、メディアシーク<4824>、MRT<6034>、ブロードバンドタワー<3776>、テリロジー<3356>、メイコー<6787>、テラ<2191>などが賑わっています。
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