株式市況 「日経平均株価は62円安の小反落 大台20,000円キープで越年 大納会取引でボリューム不足 利食いと押し目買いが交錯」
昨晩の米国市場は続伸。消費者信頼感指数の悪化を嫌気した売りで大きく下げる場面があったものの、取引終盤で急速に値を戻して切り返しています。
ダウ平均株価は、前営業日比260.37ドル高の23,138.82ドル。ナスダック総合指数は25.14ポイント高の6,579.49ポイントで取引を終えました。
為替相場では株安局面でドルが下落、東京時間帯にかけて持ち直すも上値の重い展開となっています。
東京市場は米国株続伸もドル円軟調展開で売り買いが交錯。日経平均株価始値は19,957円の小反落スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が大台20,000円を挟んでの値動き。利益確定売りで弱含みました。
後場では利食いこなし下げ渋る動き。大台攻防が続いています。
日経平均株価終値は、62.85円安の20,014.77円。東証1部の売買代金は概算で2兆263億円。東証1部の売買高は概算で11億9506万株。値上がり銘柄は891（41％)に対し値下がりは1166（54％)、変わらずは72（3％）となりました。
日経平均株価の反落とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、メガバンクの三菱ＵＦＪＦＧ<8306>、三井住友ＦＧ<8316>、みずほＦＧ<8411>などが下落、指数を押し下げています。
中核銘柄のトヨタ<7203>、ソニー<6758>、内需系のＺＯＺＯ<3092>、リクルートホールディングス<6098>、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>、ホシザキ<6465>なども売られました。
売買代金上位では、ファナック<6954>、ソフトバンクグループ<9984>、ＴＤＫ<6762>が賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に医薬品、小売、石油石炭、サービス、電気ガス、精密機器、不動産、食料品、繊維製品、ガラス土石、水産農林、機械、銀行、電気機器などが並びました。
一方、値上がり上位は非鉄、鉄鋼、倉庫運輸、金属製品、海運、ゴム製品、その他製品、紙パルプなどとなっています。
個別銘柄では、決算評価でＤＣＭホールディングス<3050>、増額のスター精密<7718>などが物色されました。
新興市場では、ＥＤＵＬＡＢ<4427>、オンコリスバイオファーマ<4588>、フリークアウト<6094>、自立制御システム<6232>、ラクオリア創薬<4579>、ブロードバンドタワー<3776>などが賑わっています。
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