株式市況「日経平均株価は61円安の4日ぶり反落 節目23800円でもみあい TOPIXは続伸 内需系の大型株が底堅い」
昨晩の米国市場は上昇。金融関連やヘルスケア関連を中心とした上昇が相場を押し上げています。
ダウ平均株価は、前営業日比102.80ドル高の25,385.80ドル。ナスダック総合指数は6.19ポイント高の7,163.58ポイントで取引を終えました。
為替相場では、国債利回り上昇とともにドルも堅調展開。東京時間帯早朝では1ドル112円台後半、1ユーロ134円台前半で推移しています。
東京株式市場では、外部要因に目立った変化はなかったものの、連日の上昇から利益確定売りが主導。日経平均株価始値は23,832円の反落スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価が節目23800円を割り込むも押し目買いが下支え。軟調もみあいに終始しました。
後場も節目23800円を挟んでもみあい、方向感に乏しい内容となり、日経平均株価は4日ぶりの反落となっています。
日経平均株価終値は、61.79円安の23,788.20円。東証1部の売買代金は概算で2兆7931億円。東証1部の売買高は概算で15億9260万株。値上がり銘柄は969(46%)に対し値下がりは1007(48%)、変わらずは87(4%)となりました。
日経平均株価の4日ぶり反落を受けて日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>が軟調。前営業日に買われていたソニー<6758>、キヤノン<7751>、東京エレクトロン<8035>などが安く、指数を押し下げています。
一方、ファナック<6954>、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>などが上昇。りそなホールディングス<8308>、第一生命<8750>、三井不動産<8801>など内需関連も買われました。
売買代金上位では、短期資金流入で任天堂<7974>、原油相場上昇でJXTG<5020>、小松製作所<6301>、スマホ有機EL関連のシャープ<6753>なども賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に石油石炭、鉱業、紙パルプ、輸送用機器、不動産、銀行、海運、保険、その他金融、その他製品、倉庫運輸、陸運などが並びました。
一方、値下がりは食料品、精密機器、化学、建設、空運、金属製品、情報通信、ガラス土石、小売、鉄鋼、サービスとなっています。
個別では、好業績観測報道の井関農機<6310>、増配のダイセキ<9793>、新規カバレッジのアイスタイル<3660>、ストライク<6196>、格上げの三菱自動車<7211>などが物色されました。
新興市場では、バーチャレクス<6193>、ジーエヌアイグループ<2160>、みらいワークス<6563>、インフォテリア<3853>、ソレイジア<4597>、レカム<3323>、フィスコ<3807>、ヴィスコテクノロジー<6698>、アエリア<3758>、リプロセル<4978>などが賑わっています。
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