株式市況 「日経平均株価は48円高の3日続伸 米テクノロジー関連上昇、円安推移を好感 節目22400円を挟んでもみあい 情報通信は復調」
昨晩の米国市場は高安まちまち。貿易政策をリスクとみなすFOMC議事録を受けて大型株に売りが出た半面、テクノロジー関連が選好されています。
ダウ平均株価は、前営業日比88.69ドル安の25,733.60ドル。ナスダック総合指数は29.92ポイント高の7,889.10ポイントで取引を終えました。
為替相場ではFOMC議事録で利上げペースに変更がないことが示唆されたことでドルが堅調に推移しています。
東京市場は米テクノロジー関連上昇やドル堅調展開をを好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,420円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価の高寄りからは方向感を欠く展開。利食いこなして堅調推移を見せました。
後場も節目22400円を挟んでもみあっています。
日経平均株価終値は、48.27円高の22,410.82円。東証1部の売買代金は概算で1兆8214億円。東証1部の売買高は概算で10億8192万株。値上がり銘柄は1317(62%)に対し値下がりは678(32%)、変わらずは109(5%)となりました。
日経平均株価の続伸で日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>、内需系のKDDI<9433>、資生堂<4911>、NTT<9432>、リクルート<6098>などが上昇。指数を押し上げています。
一方、スズキ<7269>、スルガ銀行<8358>、小松製作所<6301>、日産自動車<7201>、デンソー<6902>、SMC<6273>などが売られました。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に石油石炭、小売、サービス、紙パルプ、繊維製品、情報通信、不動産、化学、医薬品、食料品、倉庫運輸、ガラス土石、金属製品などが並びました。
一方、値下がり上位はゴム製品、輸送用機器、海運、非鉄、鉄鋼、鉱業、機械、精密機器、卸売、水産農林などとなっています。
個別では、格上げのインソース<6200>、月次好調のニトリ<9843>などが物色されました。
新興市場では、ALBERT<3906>、モブキャスト<3664>、エクストリーム<6033>、UUUM<3990>、プロレド<7034>、ビリングシステム<3623>、UTグループ<2146>、メディシノバ<4875>、ブロードバンドタワー<3776>などが賑わっています。
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