株式市況 「日経平均株価は122円安の3日ぶり反落 イタリアリスクによる円高を嫌気 中核銘柄も軒並み安 個別材料株に資金シフト働く」
昨晩の米国市場はメモリアルデーの祝日休場のため、株式、債券、商品の各金融市場が休場でした。
為替相場ではイタリアでの政治混乱を嫌気したユーロ安、円高推移が確認されています。
東京市場はイタリアリスクによる円高推移を嫌気した売りが先行。日経平均株価始値は22,431円の反落スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価の25日安値割れとともに下げ幅を拡大。円高推移も押し下げ要因となりました。
円買い一巡とともに後場では下げ止まりの動き。100日移動平均線近辺での攻防が確認されています。
日経平均株価終値は、122.66円安の22,358.43円。東証1部の売買代金は概算で2兆354億円。東証1部の売買高は概算で13億1193万株。値上がり銘柄は507(24%)に対し値下がりは1499(71%)、変わらずは71(3%)となりました。
日経平均株価の反落とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>らが揃って下落。指数を押し下げています。
トヨタ<7203>、ソニー<6758>の中核銘柄、ジャパンディスプレイ<6740>、ミネベアミツミ<6479>のiPhone関連、マネックスグループ<8698>、リミックスポイント<3825>の仮想通貨関連も売られました。
売買代金上位では、短期資金集中の任天堂<7974>、韓国の持分法適用会社の連結子会社化で東海カーボン<5301>が賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に紙パルプ、非鉄、その他金融、証券商品、鉄鋼、金属製品、繊維製品、海運、銀行、電気機器、ゴム製品、精密機器、輸送用機器、情報通信などが並びました。
一方、値上がりはその他製品、医薬品、陸運、食料品の4業種となっています。
個別では、決算評価のダイドーグループ<2590>、新規カバレッジ開始のケンコーマヨネーズ<2915>、目標株価引き上げのニチコン<6996>などが物色されました。
新興市場では、ALBERT<3906>、AMBITION<3300>、アップバンク<6177>、神戸天然物<6568>、みらいワークス<6563>、エンジャパン<4849>、岡藤ホールディングス<8705>、フェローテック<6890>、ベクター<2656>、夢真ホールディングス<2362>などが賑わっています。
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