株式市況「日経平均株価は25円安の小反落 下げ渋るも切り返せず 5日移動平均線が下値支持に IPOには短期資金流入」
昨晩の米国市場は軟調。米下院が税制改革法案を再可決したものの、消費関連や不動産の一角に売りが出ています。
ダウ平均株価は、前営業日比28.10ドル安の24,726.65ドル。ナスダック総合指数は2.89ポイント安の6,960.96ポイントで取引を終えました。
為替相場では、米国債利回り上昇でドルが底堅く、東京時間帯早朝では1ドル113
円台前半、1ユーロ134円台半ばで推移しています。
東京株式市場では、米国株の軟調展開を嫌気した売りが先行、日経平均株価始値は22,852円の反落スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価の前営業日安値割れから下値を探ったあと、円買い一巡とともに下げ渋る動きを見せました。
午後に日銀金融政策で現状維持が伝わり、後場寄りから下げ幅を縮める動きが確認されたものの、前営業日終値を上抜けず。さえない展開となっています。
日経平均株価終値は、25.62円安の22,866.10円。東証1部の売買代金は概算で2兆3215億円。東証1部の売買高は概算で14億5182万株。値上がり銘柄は1224(59%)に対し値下がりは742(35%)、変わらずは96(4%)となりました。
日経平均株価の反落とともに前営業日に買われていたメガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>らが揃って下落。日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>なども安く、指数を押し下げています。
一方、値嵩株の任天堂<7974>、村田製作所<6981>、東京エレクトロン<8035>らがしっかり。トヨタ<7203>、日産自動車<7201>、キヤノン<7751>、パナソニック<6752>なども底堅く推移しました。
売買代金上位では、IPOのヴィスコテクノロジー<6698>が賑わったほか、ファンド保有増加のSUMCO<3436>、前営業日に売り込まれたSUBARU<7270>やデンソー<6902>などが買われています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に銀行、陸運、保険、不動産、小売、紙パルプ、繊維製品、空運、倉庫運輸、証券商品、医薬品、水産農林などが並びました。
一方、値上がり上位は鉱業、非鉄、建設、石油製品、金属製品、機械、輸送用機器、サービス、ガラス土石、鉄鋼、電気機器、海運、その他製品などとなっています。
個別では、好業績観測報道の月島機械<6332>、増額のパソナグループ<2168>、琉球銀行<8399>と売掛債権保証サービス紹介で提携したイー・ギャランティ<8771>などが物色されました。
新興市場では、エル・ティー・エス<6560>、サインポスト<3996>、ロコンド<3558>、一家ダイニング<9266>、みらいワークス<6563>、イオレ<2334>、ヴィスコテクノロジー<6698>、レカム<3323>、テセック<6337>などが賑わっています。
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