株式市況 「日経平均株価は213円高の続伸 米中貿易問題の進展期待で見直し 25日移動平均線に迫る 値下がりは4業種」
昨晩の米国市場は上昇。米中貿易問題の進展期待を背景に買い優勢で推移しています。
ダウ平均株価は、前営業日比157.03ドル高の24,527.27ドル。ナスダック総合指数は66.48ポイント高の7,098.31ポイントで取引を終えました。
東京市場は米国株高を好感した買いが先行。日経平均株価始値は21,755円の続伸スタートとなっています。
ただ、為替相場では株高もドル円の上値は重く、寄り付き後の日経平均株価は伸び悩み。押し目買いで利食いをこなし堅調展開を見せました。
後場では前場高値を上回り、25日移動平均線に迫るなど、高値もみあいとなっています。
日経平均株価終値は、213.44円高の21,816.19円。東証1部の売買代金は概算で2兆3993億円。東証1部の売買高は概算で13億3279万株。値上がり銘柄は1583（74％)に対し値下がりは482（22％)、変わらずは61（2％）となりました。
日経平均株価の続伸とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱ＵＦＪＦＧ<8306>、三井住友ＦＧ<8316>などが上昇。指数を押し上げています。
一方、ソフトバンクグループ<9984>、トヨタ<7203>、昭和電工<4004>、キーエンス<6861>、村田製作所<6981>、東海カーボン<5301>、花王<4452>、みずほＦＧ<8411>などに売りが出ました。
売買代金上位では、材料性で武田薬品<4502>、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に鉄鋼、金属製品、海運、建設、非鉄、繊維製品、医薬品、ガラス土石、石油石炭、機械、卸売、鉱業、その他製品などが並びました。
一方、値下がりは水産農林、電気ガス、ゴム製品、情報通信の4業種となっています。
個別では、立会外分売中止の東京個別指導学院<4745>、チャットボット導入コンサル開始のポールトゥウィン<3657>などが物色されました。
新興市場では、ＵＵＵＭ<3990>、アルー<7043>、オイシックス<3182>、ピアラ<7044>、農業総合研究所<3541>、サインポスト<3996>、アイ・ピー・エス<4335>、ホロン<7748>、ケイブ<3760>などが賑わっています。
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