株式市況 「日経平均株価は3円高の3日ぶり反発 朝安から後場で切り返す 米国株安嫌気もリバウンド期待高まる 調整銘柄を中心に見直し」
昨晩の米国市場は大幅安。トランプ大統領が主要同盟国に対する保護主義的な姿勢を強め、貿易戦争懸念の台頭が売り材料視されています。
ダウ平均株価は、前営業日比328.09ドル安の24,252.80ドル。ナスダック総合指数は160.81ポイント安の7,532.01ポイントで取引を終えました。
為替相場では株安とともにドルも軟調展開となっています。
東京市場は米国株安を嫌気した売りが先行。日経平均株価始値は22,160円の続落スタートとなっています。
寄り付き後は、連日の調整でリバウンド期待も高まっており、寄り付きの22100円レベルから節目22300円レベルまで、朝安後は下げ渋りの動きとなりました。
後場では、日経平均株価の前場高値奪回とともにプラス転換。堅調もみあいとなっています。
日経平均株価終値は、3.85円高の22,342.00円。東証1部の売買代金は概算で2兆3416億円。東証1部の売買高は概算で13億5443万株。値上がり銘柄は1209(57%)に対し値下がりは797(38%)、変わらずは85(4%)となりました。
日経平均株価の3日ぶり反発とともにメガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>、調整の目立っていた東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>、信越化学工業<4063>なども見直されており、指数を押し上げています。
一方、日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>は振るわず。トヨタ<7203>、任天堂<7974>、ソニー<6758>、村田製作所<6981>なども売られました。
売買代金上位では、日経平均株価の反発を受けてレバレッジETFの日経レバレッジETF<1570>が堅調。米国企業買収の東海カーボン<5301>、目標株価引き上げの太陽誘電<6976>、直近IPOのメルカリ<4385>なども賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に電気ガス、水産農林、海運、紙パルプ、その他金融、ゴム製品、銀行、繊維製品、建設業、保険、機械、不動産、食料品などが並びました。
一方、値下がり上位は石油石炭、サービス、鉱業、小売、精密機器、情報通信、電気機器、証券商品などとなっています。
個別では、決算評価のあさひ<3333>、新規カバレッジ開始のバリューコマース<2491>、エイチ・アイ・エス<9603>、自社株買いのメイテック<9744>などが物色されました。
新興市場では、ZUU<4387>、メタップス<6172>、PKSHA<3993>、駅探<3646>、、ライトアップ<6580>、シルバーライフ<9262>、テリロジー<3356>、ジェイホールディングス<2721>、新都ホールディングス<2776>などが賑わっています。
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