株式市況 「日経平均株価は66円安の続落 中国人民元下落とともにリスク回避優勢 外需関連、金融関連が軟調 材料物色も限定的」
昨晩の米国市場は軟調。トランプ米大統領の利上げ牽制発言が嫌気されたほか、金融関連の下げも相場を押し下げています。
ダウ平均株価は、前営業日比134.79ドル安の25,064.50ドル。ナスダック総合指数は29.15ポイント安の7,825.30ポイントで取引を終えました。
為替相場では利上げ牽制発言がドル売りを誘発しています。
東京市場は外部要因軟化を受けて売りが先行。日経平均株価始値は22,734円の続落スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が5日移動平均線が下値支持となっており、すぐさま切り返す動き。上げ幅を広げていたものの、人民元下落とともにマイナスに転換しました。
後場も下値を探ったあと、大引け前に下げ渋る動きとなっています。
日経平均株価終値は、66.80円安の22,697.88円。東証1部の売買代金は概算で2兆3975億円。東証1部の売買高は概算で12億6202万株。値上がり銘柄は672(31%)に対し値下がりは1342(63%)、変わらずは89(4%)となりました。
日経平均株価の続落とともに日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>などが揃って軟調。指数を押し下げています。
テクノロジー関連の東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>、安川電機<6506>、中核銘柄のトヨタ<7203>、ソニー<6758>、小松製作所<6301>なども売られました。
売買代金上位では、高値推移の続くソフトバンクグループ<9984>、業績観測報道の東海カーボン<5301>、直近IPOのメルカリ<4385>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に非鉄、海運、ゴム製品、鉄鋼、保険、卸売、証券商品、金属製品、機械、紙パルプ、電気機器、建設、化学、不動産、輸送用機器などが並びました。
一方、値上がり上位は食料品、石油石炭、空運、電気ガス、陸運、医薬品、繊維製品、小売、情報通信などとなっています。
個別では、増額のエラン<6099>、格上げのジャパンディスプレイ<6740>、新事業参入のイー・ギャランティ<8771>などが物色されました。
新興市場では、メルカリ<4385>、ALBERT<3906>、データセクション<3905>、UUUM<3990>、IPS<4390>、弁護士ドットコム<6027>、HEROZ<4382>、ラクオリア創薬<4579>、SAMURAI<4764>、ジャストプランニング<4287>などが賑わっています。
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