株式市況

株式市況「日経平均株価は23円安の反落 大台、25日移動平均線の攻防 リスク回避にハイテク株安が押し下げ 防衛関連が急伸」

昨晩の米国市場は堅調。独立記念日前の半日取引で市場参加者減少の需給要因やエネルギー関連、金融関連の上昇が相場を押し上げています。

ダウ平均株価は、前営業日比129.64ドル高の21,479.27ドル。ナスダック総合指数は30.36ポイント安の6,110.06ポイントで取引を終えました。

為替相場では、良好な製造業指標でドルが上昇。東京時間帯早朝では1ドル113円台前半、1ユーロ128円台後半で推移しています。

東京株式市場では、外部要因進展を受けて買い先行の立ち上がり。日経平均株価始値は20192円の続伸スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が5日移動平均線を奪回。ただ、買いは続かず、高寄りから伸び悩む展開となりました。

午後に北朝鮮のミサイル発射報道が伝わり、後場寄りから上げ幅を縮小。北朝鮮が引け後に重大発表を行うと伝えると地政学的リスクの高まりから日経平均株価はマイナスに転じるなど、売り圧力を強めています。

日経平均株価終値は、23.45円安の20,032.35円。東証1部の売買代金は概算で2兆5053億円。東証1部の売買高は概算で18億5772万株。値上がり銘柄は530(26%)に対し値下がりは1374(67%)、変わらずは118(5%)となりました。

指数反落で日経平均株価構成比率上位のソフトバンク<9984>、米国ハイテク株安でソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>、キーエンス<6861>などが軟調。指数を押し下げています。

ただ、地政学的リスクの高まりもファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>が底堅く推移しており、指数を下支えしました。

売買代金上位では、任天堂<7974>、公募増資の出光興産<5019>が売り込まれた半面、エアバッグ関連の芦森工業<3526>が賑わっています。

セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位にその他製品、サービス、空運、精密機器、電気機器、化学、食料品、金属製品、紙パルプ、情報通信、電気ガス、繊維製品などが並びました。

一方、値上がりは輸送用機器、海運、鉱業、保険、その他金融、石油製品、不動産、銀行、倉庫運輸となっています。

個別では、地政学的リスクの高まりで防衛関連の石川製作所<6208>、出光興産<5019>との合併前進の昭和シェル石油<5002>などが物色されました。

新興市場では、ツナグ・ソリューションズ<6551>、マイネット<3928>、インスペック<6656>、ビーブレイクシステムズ<3986>、ラクオリア<4579>、デジタルアドベンチャー<4772>、ディーエムソリューションズ<6549>、細谷火工<4274>などが賑わっています。

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