株式市況 「日経平均株価は192円高の続伸 後場一段高で先週高値を奪回 メガバンクら中核銘柄が好調 決算評価銘柄への物色も目立つ」
昨晩の米国市場は反発。米中貿易戦争回避を目指した交渉再開報道や大型テクノロジー関連の下げ止まりを背景に見直し買いを集めています。
ダウ平均株価は、前営業日比108.36ドル高の25,415.19ドル。ナスダック総合指数は41.78ポイント高の7,671.79ポイントで取引を終えました。
為替相場ではアジア時間帯の流れを引き継ぎ、株式上昇とともにドルも底堅い推移となっています。
東京市場は米国株反発を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,642円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が5日移動平均線に乗り直しており、押し目買いを集めて底堅い展開となりました。
後場では前場高値を上抜き一段高、先週高値を上回っており、上値を追う動きとなっています。
日経平均株価終値は、192.98円高の22,746.70円。東証1部の売買代金は概算で2兆9652億円。東証1部の売買高は概算で17億6725万株。値上がり銘柄は1144(54%)に対し値下がりは888(42%)、変わらずは71(3%)となりました。
日経平均株価の続伸とともに日経平均株価構成比率上位のソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>が好調。指数を押し上げています。
一方、決算売りに押されたスタートトゥデイ<3092>、村田製作所<6981>、パナソニック<6752>、ルネサスエレクトロニクス<6723>などの下げが目立ちました。
売買代金上位では、決算評価の任天堂<7974>、ソニー<6758>、武田薬品<4502>、日東電工<6988>、JFEホールディングス<5411>、京セラ<6971>などは賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に鉄鋼、非鉄、その他製品、銀行、保険、海運、紙パルプ、卸売、鉱業、化学、医薬品、輸送用機器、電気機器、繊維製品などが並びました。
一方、値下がり上位は空運、金属製品、その他金融、不動産、建設、水産農林、食料品、ガラス土石、証券商品などとなっています。
個別では、増額の旭有機材<4216>、トーカロ<3433>、決算評価の元気寿司<9828>、理想科学工業<6413>、エイチワン<5989>、ティーガイア<3738>などが物色されました。
新興市場では、GAテクノロジー<3491>、JMC<5704>、MTG<7806>、串カツ田中<3547>、弁護士ドットコム<6027>、アイペット<7323>、ビジョナリー<9263>、ウェッジホールディングス<2388>、インフォコム<4348>などが賑わっています。
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