株式市況 「日経平均株価は78円高の3日ぶり反発 米中通商協議再開を好感 日中値幅は97円と膠着 ボリューム低迷で物色に迫力欠く」
昨晩の米国市場は反発。米中間で通商協議再開に合意したと伝え、見直し買いを集めています。
ダウ平均株価は、前営業日比396.32ドル高の25,558.73ドル。ナスダック総合指数は32.41ポイント高の7,806.52ポイントで取引を終えました。
為替相場では貿易問題の進展を好感したドル買いが優勢となっています。
東京市場は米国株反発を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,313円の反発スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が15日の戻り高値を試す動き。節目22300円を挟んでの堅調もみあいに終始しました。
後場も前場値幅内で方向性を欠く動き。日中値幅は97円と限られています。
日経平均株価終値は、78.34円高の22,270.38円。東証1部の売買代金は概算で1兆8455億円。東証1部の売買高は概算で11億1629万株。値上がり銘柄は1498(71%)に対し値下がりは523(24%)、変わらずは82(3%)となりました。
日経平均株価の3日ぶり反発で日経平均株価構成比率上位のソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>などが堅調。指数を押し上げています。
一方、ファーストリテイリング<9983>、スズキ<7269>、東京エレクトロン<8035>、武田薬品<4502>、JT<2914>、日立<6501>、NTT<9432>などが軟調。相場の重しとなりました。
売買代金上位では、TOB期間終了のユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>のほか、任天堂<7974>、東京海上ホールディングス<8766>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に海運、精密機器、鉱業、保険、その他製品、銀行、鉄鋼、機械、非鉄、証券商品、繊維製品、卸売、金属製品、石油石炭などが並びました。
一方、値下がりは電気ガス、水産農林、ゴム製品、サービスの4業種となっています。
個別では、月次好調のエボラブルアジア<6191>、子会社が「KKF」の国内販売承認で協和発酵キリン<4151>などが物色されました。
新興市場では、ソレイジア・ファーマ<4597>、モブキャスト<3664>、JMC<5704>、MRT<6034>、UUUM<3990>、フィンテックグローバル<8789>、サンバイオ<4592>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、JALCO<6625>、ラクオリア創薬<4579>などが賑わっています。
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