株式市況 「日経平均株価は71円安の反落 節目22200円を挟んで軟調もみあい 日中値幅は138円と膠着 ボリューム低迷で全般振るわず」
先週末の米国市場は堅調。米中首脳会談を視野に入れた両国関係改善期待が報じられており、物色を誘っています。
ダウ平均株価は、前営業日比110.59ドル高の25,669.32ドル。ナスダック総合指数は9.81ポイント高の7,816.33ポイントで取引を終えました。
為替相場では中国市場を睨んでやや円買いが優勢となっています。
東京市場は利益確定売りが先行。日経平均株価始値は22,267円の反落スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が前営業日上昇分を削る動き。下値を探ったあと、中国株の反応確認とともに下げ止まりました。
後場では節目22200円を挟んで一進一退の値動き。日中値幅は138円と軟調もみあいとなっています。
日経平均株価終値は、71.38円安の22,199.00円。東証1部の売買代金は概算で1兆6766億円。東証1部の売買高は概算で9億8322万株。値上がり銘柄は482(22%)に対し値下がりは1550(73%)、変わらずは71(3%)となりました。
日経平均株価の反落で日経平均株価構成比率上位のソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>、中核銘柄のソニー<6758>、トヨタ<7203>、東京エレクトロン<8035>、日本電産<6594>、NTT<9432>なども軟調。指数を押し下げています。
一方、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>などが堅調。ファーストリテイリング<9983>、日本郵政<6178>、コマツ<6301>、村田製作所<6981>なども買われました。
売買代金上位では、ディーリング資金集中の任天堂<7974>が活況高。TOB期間終了のユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>、人気化していたエクストリーム<6033>などは売り込まれています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に非鉄、倉庫運輸、海運、金属製品、卸売、情報通信、電気ガス、陸運、小売、精密機器、繊維製品、空運、食料品、医薬品などが並びました。
一方、値上がりはその他製品、不動産、紙パルプ、石油石炭、鉱業、保険、銀行となっています。
個別では、格上げのセブン銀行<8410>、ディズニージャパンと協力のLINE<3938>などが物色されました。
新興市場では、ALBERT<3906>、UUUM<3990>、そーせいグループ<4565>、モブキャスト<3664>、駅探<3646>、AppBank<6177>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、ブロードバンドタワー<3776>、エムティジェネックス<9820>などが賑わっています。
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