株式市況 「日経平均株価は2円高の5日続伸 総裁選結果による出尽くしも値固め進む 節目23700円を挟んでのもみあい 中核銘柄はまちまち」
昨晩の米国市場は堅調。テクノロジー関連に売りが出たものの、通商問題消化とともに大型株が底堅く推移しています。
ダウ平均株価は、前営業日比158.80ドル高の26,405.76ドル。ナスダック総合指数は6.07ポイント安の7,950.04ポイントで取引を終えました。
為替相場では1ドル112円台での堅調推移となっています。
東京市場は堅調な外部要因のもと買いが先行。日経平均株価始値は23752円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、連日の上昇から利益確定売りが重しに。前営業日終値を挟んでのもみあいに終始しました。
後場では後場も前場と同水準でのもみあいに。総裁選結果で出尽くしの売りが出たものの、値固めが進んでおり、節目23700円を挟んでのもみあいとなっています。
日経平均株価終値は、2.41円高の23,674.93円。東証1部の売買代金は概算で2兆9830億円。東証1部の売買高は概算で16億7342万株。値上がり銘柄は1090(51%)に対し値下がりは932(44%)、変わらずは86(4%)となりました。
日経平均株価の5日続伸とともにメガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>、日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>などが上昇、指数を押し上げています。
一方、中核銘柄のトヨタ<7203>、ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>、KDDI<9433>、ダイキン工業<6367>、JT<2914>などが売られました。
売買代金上位では、任天堂<7974>、コマツ<6301>、昭和電工<4004>、安川電機<6506>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位にその他製品、銀行、鉄鋼、非鉄、証券商品、保険、電気ガス、その他金融、水産農林、不動産、機械、卸売、海運などが並びました。
一方、値下がり上位は紙パルプ、空運、金属製品、食料品、化学、ガラス土石、陸運、電気機器、精密機器、石油石炭などとなっています。
個別では、新アプリ情報解禁のアカツキ<3932>、投資会社の大量保有でブレインパッド<3655>などが物色されました。
新興市場では、アンジェス<4563>、ビリングシステム<3623>、エニグモ<3665>、ダブルスタンダード<3925>、ブロードバンドタワー<3776>、テリロジー<3356>、フィスコ<3807>、エムティジェネックス<9820>などが賑わっています。
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