株式市況 「日経平均株価は195円高の6日続伸 後場一段高で節目23900円台乗せも 節目23800円値固め メガバンクの物色継続で底堅い」
昨晩の米国市場は上昇。中国の輸入品関税引き下げ観測が伝わり、買い優勢となるなかでS&P500種株価指数とダウ30種平均が最高値を更新しています。
ダウ平均株価は、前営業日比251.22ドル高の26,656.98ドル。ナスダック総合指数は78.19ポイント高の8,028.23ポイントで取引を終えました。
為替相場では米国株高とともに1ドル112円台半ばでの円安推移となっています。
東京市場は米国株高を好感した買いが先行。日経平均株価始値は23848円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が前営業日に割り込んだ節目23800円台を奪回するも利食いと押し目買いが交錯し節目23800円を挟んでのもみあいに終始しました。
後場では円安推移とともに一段高。節目23900円台に乗せてきています。
日経平均株価終値は、195.00円高の23,869.93円。東証1部の売買代金は概算で3兆9626億円。東証1部の売買高は概算で20億7835万株。値上がり銘柄は1591(75%)に対し値下がりは456(21%)、変わらずは63(2%)となりました。
日経平均株価の6日続伸とともにメガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>、日経平均株価構成比率上位のソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>などが上昇、指数を押し上げています。
一方、ゲームショウ開催で任天堂<7974>、ソニー<6758>に出尽くし売り。アルプス電気<6770>、村田製作所<6981>、ヤフー<4689>なども売られました。
売買代金上位では、指数浮上で日経レバレッジETF<1570>、資金還流のスルガ銀行<8358>、そーせいグループ<4565>、新値追いの昭和電工<4004>なども賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に石油石炭、海運、保険、鉄鋼、非鉄、その他金融、機械、銀行、鉱業、証券商品、水産農林、建設、輸送用機器、情報通信などが並びました。
一方、値下がりはその他製品、金属製品、医薬品の3業種となっています。
個別では、決算評価のクスリのアオキ<3549>、分割実施の神戸物産<3038>、目標株価引き上げのエフ・シー・シー<7296>などが物色されました。
新興市場では、そーせいグループ<4565>、フィンテックグローバル<8789>、アンジェス<4563>、エクストリーム<6033>、CYBERDYNE<7779>、テリロジー<3356>、エムティジェネックス<9820>などが賑わっています。
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