株式市況 「日経平均株価は88円高の6日続伸 イベント接近も押し目買い集めて強含み 東証1部売買代金3兆円突破 利食いこなす動き」
昨晩の米国市場は反落。米中首脳会談を前に貿易問題警戒の流れが強まり、利益確定売りに押されています。
ダウ平均株価は、前営業日比27.59ドル安の25,338.84ドル。ナスダック総合指数は18.51ポイント安の7,273.08ポイントで取引を終えました。
為替相場ではＧ20前に思惑が交錯しドル円ももみあいとなっています。
東京市場は前営業日伸び悩みから押し目買いが先行。日経平均株価始値は22,274円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、週末のＧ20イベントを控えて売り買いが交錯、日経平均株価も前営業日終値を挟んで一進一退の値動きとなりました。
後場では前場高値を上回っており、押し目意欲が高まっています。
日経平均株価終値は、88.46円高の22,351.06円。東証1部の売買代金は概算で3兆6637億円。東証1部の売買高は概算で18億1925万株。値上がり銘柄は1311（61％)に対し値下がりは737（34％)、変わらずは69（3％）となりました。
日経平均株価の6日続伸とともに日経平均株価構成比率上位のソフトバンクグループ<9984>のほか、ソニー<6758>、ＫＤＤＩ<9433>、日産自動車<7201>、ＮＴＴ<9432>など中核銘柄も上昇。指数を押し上げています。
一方、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>、任天堂<7974>、三菱ＵＦＪＦＧ<8306>、ファーストリテイリング<9983>などが売られました。
売買代金上位では、武田薬品<4502>、大日本住友製薬<4506>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に石油石炭、鉱業、医薬品、精密機器、陸運、サービス、保険、情報通信、金属製品、建設、水産農林、化学、繊維製品、食料品などが並びました。
一方、証券商品、電気ガス、不動産、空運、その他製品、銀行などとなっています。
個別では、材料性で鳥居薬品<4551>、自社株買いのリニカル<2183>などが物色されました。
新興市場では、ＵＵＵＭ<3990>、サインポスト<3996>、アドベンチャー<6030>、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>、スリー・ディー・マトリックス<7777>、ジャストプランニング<4287>などが賑わっています。
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