株式市況 「日経平均株価は171円高の6日ぶり反発 大台19,000円割れから切り返す 実質新年相場入りで需給改善 ドル円も110円キープ」
昨晩の米国市場はクリスマスの祝日のため、株式、債券、商品の各市場が休場でした。
為替相場ではドル円が110円の大台を保つなど、下げ止まりの動きとなっています。
東京市場は前営業日大幅下落からのリバウンド期待、ドル円下げ止まりを好感した買いが先行。日経平均株価始値は19,302円の反発スタートとなっています。
寄り付き後は、権利落ちを迎えて実質新年相場入り、需給改善効果で見直しが進むも買い一巡後は戻り売りに押されて伸び悩みました。
後場ではマイナス転換、大台19,000円をも割り込んできており、リスク回避の流れ。ただ、売り一巡後は見直し買いを集めて切り返して引けています。
日経平均株価終値は、171.32円高の19,327.06円。東証1部の売買代金は概算で
2兆6167億円。東証1部の売買高は概算で17億1656万株。値上がり銘柄は27(1%)に対し値下がりは2096(98%)、変わらずは8(0%)となりました。
日経平均株価の6日ぶり反発とともに日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、中核銘柄のトヨタ<7203>、ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>、KDDI<9433>などが見直されており、指数を押し上げています。
一方、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、JT<2914>、キヤノン<7751>などが安く、相場の重しとなりました。
売買代金上位では、レバレッジ型ETFの日経レバレッジ<1570>が好調。任天堂<7974>、キーエンス<6861>など値がさ株が賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に精密機器、空運、ガラス土石、石油石炭、サービス、繊維製品、建設、医薬品、水産農林、電気機器、化学、小売、その他金融などが並びました。
一方、値下がりはゴム製品、食料品、保険の3業種に限られています。
新興市場では、サンバイオ<4592>、リンク<4428>、ジェネレーションパス<3195>、マネーフォワード<3994>、ソレイジア<4597>、ベルトラ<7048>、テリロジー<3356>、UTグループ<2146>などが賑わっています。
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