株式市況「日経平均株価は63円安の続落 節目20300円割れ 高配当利回り銘柄に配当修正売り 材料株、テーマ株に賑わい」
昨晩の米国市場は高安まちまち。テクノロジー関連は見直されたものの、FRB議長講演による利上げ観測、地政学的リスクを警戒した売りが重しとなっています。
ダウ平均株価は、前営業日比11.77ドル安の22,284.32ドル。ナスダック総合指数は9.57ポイント高の6,380.16ポイントで取引を終えました。
為替相場では、イエレンFRB議長の講演で「インフレ率が目標の2%に戻るまで金融政策を据え置くのは賢明ではない」との発言でドルが上昇。東京時間帯早朝では1ドル112円台前半、1ユーロ132円台前半で推移しています。
東京株式市場では、権利落ちを迎えて配当修正売りが先行。日経平均株価始値は20269円の続落スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価は節目20200円レベルで下げ止まりの動き。戻り売りと見直し買いが交錯しました。
後場も安値もみあいに終始しています。
日経平均株価終値は、63.14円安の20,267.05円。東証1部の売買代金は概算で2兆839億円。東証1部の売買高は概算で12億227万株。値上がり銘柄は815(40%)に対し値下がりは895(44%)、変わらずは90(4%)となりました。
配当権利落ちによる指数続落で配当利回りの高いメガバンクの三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>、中核銘柄でも日産自動車<7201>、ディフェンシブの武田薬品<4502>、NTT<9432>、優待銘柄の日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>なども安く、指数を押し下げています。
一方、米国でハイテク関連が見直されたことで、ファナック<6954>、日本電産<6594>、村田製作所<6981>、任天堂<7974>などが見直される展開。2月期決算銘柄のニトリホールディングス<9843>なども買われました。
売買代金上位では、材料性で岡本硝子<7746>、サイバーステップ<3810>、直近IPOのPKSHAテクノロジー<3993>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に電気ガス、石油製品、陸運、医薬品、非鉄、卸売、証券商品、情報通信、その他金融、金属製品、輸送用機器、空運、不動産などが並びました。
一方、値上がりは海運、繊維製品、鉱業、水産農林、その他製品、電気機器などとなっています。
個別では、地銀再編のTOB対象となったみなと銀行<8543>、関西アーバン銀行<8545>、カバレッジ開始のすかいらーく<3197>などが物色されました。
新興市場では、PKSHA<3993>、サイバーステップ<3810>、メタップス<6172>、UUUM<3990>、大泉製作所<6618>、串カツ田中<3547>、岡本硝子<7746>、エヌエフ回路設計ブロック<6864>、YKT<2693>などが賑わっています。
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6/20 ヤマシンフィルタ<6240> 前場終値2,283円→上場来高値4,540円
8/8 ペッパフードサービス<3053> 前場終値2,100円→上場来高値4,720円
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