株式市況「日経平均株価は211円高の4日ぶり反発 イベント通過で見直し進む 円高推移も調整が先行 上値抵抗こなし5日移動平均線奪回」
昨晩の米国市場は軟調。注目されたFOMC政策声明では利上げ実施を伝え、年3回の利上げペースを示唆したものの、買い気は強まらず、出尽くし売りに押されています。
ダウ平均株価は、前営業日比44.96ドル安の24,682.31ドル。ナスダック総合指数は19.02ポイント安の7,345.29ポイントで取引を終えました。
為替相場では政策確認後のドル売りが確認されており、東京時間帯早朝では1ドル105円台後半、1ユーロ130円台後半で推移しています。
東京株式市場では、米国株安、円高推移を嫌気した売りが先行。日経平均株価始値は21,352円の続落スタートに。
寄り付き後は、イベント警戒の調整が先行していたことから、イベント通過後の見直し買いで切り返す動き。日経平均株価は前営業日下落分を埋めて上値を伸ばしました。
ただ、後場で5日移動平均線の上値抵抗で戻り売りに押されたあと、大引けにかけて再び買い直されています。
日経平均株価終値は、211.02円高の21,591.99円。東証1部の売買代金は概算で2兆6698億円。東証1部の売買高は概算で13億8548万株。値上がり銘柄は1304(62%)に対し値下がりは689(33%)、変わらずは84(4%)となりました。
日経平均株価の反発とともに日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、ファーストリテイリング<9983>、外需関連の任天堂<7974>、ソニー<6758>、キヤノン<7751>、コマツ<6301>などが上昇。指数を押し上げています。
一方、ムーディーズ・ジャパンの発行体格下げでJT<2914>が下落。ソフトバンクグループ<9984>、日産自動車<7201>、NTT<9432>、村田製作所<6981>などが売られました。
売買代金上位では、指数4日ぶり反発を受けて日経レバレッジETF<1570>が好調。キーエンス<6861>、日本電産<6594>などが見直されたほか、IPOのSOU<9270>が賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に鉱業、石油石炭、サービス、医薬品、精密機器、機械、その他金融、その他製品、電気機器、化学、不動産、小売、卸売などが並びました。
一方、値下がり上位は空運、食料品、電気ガス、証券商品、海運、鉄鋼、ゴム製品、紙パルプなどとなっています。
個別では、自社株消却のテーオーシー<8841>、目標株価引き上げの小野薬品<4528>、トリケミカル<4369>、中国子会社増産でツガミ<6101>などが物色されました。
新興市場では、メディアシーク<4824>、フィル・カンパニー<3267>、ハナツアー<6561>、ジーエヌアイグループ<2160>、メドピア<6095>、免疫生物研究所<4570>、ジェイテック<2479>、カーディナル<7855>、ユニバーサルエンターテイメント<6425>などが賑わっています。
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