株式市況 「日経平均株価は339円安の大幅続落 イタリア政局不安による円高が響く 大台22000円の攻防 任天堂<7974>に短期資金集中」
祝日休場明けとなった昨晩の米国市場は大幅安。イタリアの政局不安を嫌気した見切り売りに押されています。
ダウ平均株価は、前営業日比391.64ドル安の24,361.45ドル。ナスダック総合指数は37.26ポイント安の7,396.59ポイントで取引を終えました。
為替相場ではイタリア政局不安とともにユーロが大幅安、株安でドル安も進んでいます。
東京市場は外部要因悪化とともに投げ売りが先行。日経平均株価始値は22,051円の大幅続落スタートに。
寄り付き後は、日経平均株価の大台22000円を割り込んだあと、大台を挟んで安値もみあいとなりました。
後場も同レベルでの攻防が続いており、大台キープで引けています。
日経平均株価終値は、339.91円安の22,018.52円。東証1部の売買代金は概算で2兆7783億円。東証1部の売買高は概算で15億9261万株。値上がり銘柄は292(14%)に対し値下がりは1760(84%)、変わらずは32(1%)となりました。
日経平均株価の大幅続落とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>らが揃って下落。指数を押し下げています。
トヨタ<7203>、ソニー<6758>、日産自動車<7201>、キヤノン<7751>、ホンダ<7267>の外需系中核銘柄、値嵩株のキーエンス<6861>、村田製作所<6981>なども売り込まれました。
売買代金上位では、ポケモン新作発表で任天堂<7974>、仮想通貨関連のマネックスグループ<8698>、インバース型ETFの日経ダブルインバース<1357>などが個別で賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に非鉄、保険、ガラス土石、鉄鋼、輸送用機器、銀行、石油石炭、紙パルプ、金属製品、機械、ゴム製品、証券商品、その他金融、化学などが並びました。
一方、値上がりはその他製品の1業種のみとなっています。
個別では、決算評価の菱洋エレクトロ<8068>、ニンテンドー関連のメガチップス<6875>、格上げの三越伊勢丹ホールディングス<3099>などが物色されました。
新興市場では、ブライトパス<4594>、HEROZ<4382>、UMNファーマ<4585>、マネーフォワード<3994>、グローバルウェイ<3936>、岡藤ホールディングス<8705>、キーホルダー<4712>、ソルガム<6636>、ジャストプランニング<4287>などが賑わっています。
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