株式市況 「日経平均株価は170円安の4日続落 3日安値割れで後場一段安 米国休場も換金売り続く 材料株やIPOには資金循環」
昨晩の米国市場は、独立記念日の祝日のため、株式、債券、商品の欠く金融市場が休場でした。
為替相場でも市場参加者不足で方向感を欠く動きとなっています。
東京市場は外部要因に変化なく、売り買い交錯の立ち上がり。日経平均株価始値は21,697円の小幅続落スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が前営業日値幅内での推移となっており、もみあいに終始しました。
ただ、後場寄りから売り圧力を強め、3日安値割れから下げ幅を広げる一段安。下値を探る展開となっています。
日経平均株価終値は、170.05円安の21,546.99円。東証1部の売買代金は概算で2兆2564億円。東証1部の売買高は概算で13億9609万株。値上がり銘柄は185(8%)に対し値下がりは1883(89%)、変わらずは28(1%)となりました。
日経平均株価の4日続落とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>らが総じて下落。指数を押し下げています。
テクノロジー関連のソニー<6758>、キーエンス<6861>、村田製作所<6981>、SMC<6273>なども下落。前営業日に買われていた資生堂<4911>、直近IPOのZUU<4387>、決算売りに押された良品計画<7453>の下げも目立ちました。
売買代金上位では、任天堂<7974>、ソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>らがしっかり。直近IPOのエーアイ<4388>は短期資金を集めて人気化しています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の全業種が下落。値下がり上位に石油石炭、非鉄、小売、電気機器、倉庫運輸、ゴム製品、卸売、その他金融、海運、陸運、鉄鋼、ガラス土石、証券商品などが並びました。
一方、値下がり下位は医薬品、保険、その他製品、電気ガス、輸送用機器、情報通信などとなっています。
個別では、決算評価の東京個別指導学院<4745>、イオンディライト<9787>、キユーソー流通システム<9369>などが物色されました。
新興市場では、ALBERT<3906>、和心<9271>、アーキテクツ<6085>、タイセイ<3359>、駅探<3646>、大村紙業<3953>、フジタコーポレーション<3370>、テクノアルファ<3089>などが賑わっています。
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