株式市況

日経平均は114円安の反落 米国株安に当局の資産購入期待空振り メガバンクが安く、保険株に見直し 材料株や新規公開株に短期資金

昨晩の米国市場は大幅安。エネルギー関連や金融関連の下げが響き、相場を押し下げています。

ダウ平均株価は、前営業日比258.32ドル安の18,066.75ドル。ナスダック総合指数は56.63ポイント安の5,155.26ポイントで取引を終えました。

為替相場では、年内利上げの可能性が改めて意識されてドルが堅調、緩和期待の円売りも加わり、東京時間帯早朝では1ドル102円台半ば、1ユーロ115円台前半の水準で取引されています。

東京株式市場では、米国株安を嫌気した売りが先行。日経平均株価始値は16632円の反落スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が12日安値レベルで踏みとどまる展開。堅調なドル円相場を下支えに下げ渋りました。

ただ、プラス圏には浮上せず、後場寄りからも安値もみあいに終始。当局の資産購入期待も後退すると大引けにかけて下げ幅を広げています。

日経平均株価終値は、114.80円安の16,614.24円。東証1部の売買代金は概算で1兆7672億円。東証1部の売買高は概算で16億6404万株。値上がり銘柄は533(26%)に対し値下がりは1281(64%)、変わらずは161(8%)となりました。

指数反落とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>が軟調。マイナス金利の深掘り議論報道で三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>のメガバンクも売られており、株価指数を押し下げています。

中核銘柄のトヨタ<7203>、KDDI<9433>、ソニー<6758>、ホンダ<7267>、NTT<9432>、日産自動車<7201>なども下落。内外需問わず、手仕舞い売りが目立ちました。

売買代金上位では、短期資金流入の任天堂<7974>、バイオ関連のそーせいグループ<4565>、長期金利上昇期待で保険の第一生命<8750>、T&Dホールディングス<8795>などが買われています。

セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に海運、石油製品、鉱業、銀行、鉄鋼、卸売、化学、小売、倉庫運輸、サービス、輸送用機器、情報通信、非鉄などが並びました。

一方、値上がりは保険、不動産、陸運の3業種に限られています。

個別では、決算銘柄のヤーマン<6630>、新規カバレッジのサイゼリヤ<7581>、目標株価引き上げの日本新薬<4516>などが物色されました。

新興市場では、新規上場の串カツ田中<3547>、デジタルアイデンティティ<6533>が活況。エナリス<6079>、ブランジスタ<6176>、バーチャレクス<6193>、ベクター<2656>、シライ電子工業<6658>などが賑わっています。

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