株式市況 「日経平均株価は113円高の反発 ECB金融政策後のドル上昇を好感 終値で5日移動平均線を奪回 材料株に短期資金集中」
昨晩の米国市場は高安まちまち。金融関連が売られた半面、テクノロジー関連の上昇が確認されています。
ダウ平均株価は、前営業日比25.89ドル安の25,175.31ドル。ナスダック総合指数は65.34ポイント高の7,761.04ポイントで取引を終えました。
為替相場ではECB金融政策での緩和スタンスからユーロが下落、ドル上昇が確認されています。
東京市場はドル高円安を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,883円の反発スタートに。
寄り付き後は、高寄りから伸び悩んだあと押し目買いで5日移動平均線を挟んだ展開となりました。
後場では、5日移動平均線を挟んで一進一退の値動き。大引け前に買い気が高まり、5日移動平均線に乗り直してきています。
日経平均株価終値は、113.14円高の22,851.75円。東証1部の売買代金は概算で3兆791億円。東証1部の売買高は概算で16億8394万株。値上がり銘柄は768(36%)に対し値下がりは1254(60%)、変わらずは67(3%)となりました。
日経平均株価の反発とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、外需関連のトヨタ<7203>、ソニー<6758>、キヤノン<7751>などが堅調。指数を押し上げています。
一方、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>が下落。東京エレクトロン<8035>、信越化学工業<4063>、SUMCO<3436>なども売られました。
売買代金上位では、短期資金集中の任天堂<7974>、マネックス<8698>、格上げの村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>なども賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に石油石炭、医薬品、鉱業、不動産、精密機器、陸運、その他製品、海運、情報通信、輸送用機器、電気機器、サービス、小売などが並びました。
一方、値下がり上位はゴム製品、金属製品、銀行、機械、繊維製品、空運、建設、倉庫運輸、電気ガスとなっています。
個別では、決算評価のオハラ<5218>、西松屋チェーン<7545>、バロックジャパン<3548>、格上げのステラケミファ<4109>などが物色されました。
新興市場では、エヌ・ピー・シー<6255>、ALBERT<3906>、ラクスル<4384>、ビープラッツ<4381>、アドバンスト・メディア<3773>、アドベンチャー<6030>、明豊エンタープライズ<8927>、サムライ<4764>などが賑わっています。
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