株式市況 「日経平均株価は1円安の小幅続落 大台22000円攻防から下げ渋り 外需関連や値嵩株に見直し買い IPOに短期資金集中」
昨晩の米国市場は大幅安。トランプ政権が中国による投資抑制で断固とした措置を取るとの観測が強まり、テクノロジー関連を中心に売りが出ています。
ダウ平均株価は、前営業日比165.52ドル安の24,117.59ドル。ナスダック総合指数は116.54ポイント安の7,445.08ポイントで取引を終えました。
為替相場では株安とともにドルが軟調に推移しています。
東京市場は米国株安を嫌気した売り先行。日経平均株価始値は22,195円の続落スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が直近安値割れを余儀なくされており、下値を探る流れ。大台22000円に迫ったあと、下げ渋る動きとなりました。
後場も前引けと同水準となる軟調もみあいから、下げ渋りとともに切り返す場面も確認されています。
日経平均株価終値は、1.38円安の22,270.39円。東証1部の売買代金は概算で2兆3501億円。東証1部の売買高は概算で14億40万株。値上がり銘柄は725(34%)に対し値下がりは1289(61%)、変わらずは78(3%)となりました。
日経平均株価の小幅続落とともに日経平均株価構成比率上位のソフトバンクグループ<9984>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>なども軟調。指数を押し下げています。
一方、ファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、村田製作所<6981>、東京エレクトロン<8035>など値嵩株が底堅く、指数を下支えしました。
売買代金上位では、ソニー<6758>、任天堂<7974>、トヨタ<7203>など外需関連が堅調。直近IPOのZUU<4387>が短期資金を集めて賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に空運、その他金融、保険、医薬品、情報通信、小売、石油石炭、紙パルプ、食料品、不動産、証券商品、電気ガス、陸運などが並びました。
一方、値上がり上位は鉱業、金属製品、ゴム製品、輸送用機器、非鉄、電気機器、海運、繊維製品、化学、その他製品などとなっています。
個別では、臨床試験結果発表の日本新薬<4516>、館内放送多言語表示サービスでUSEN<9418>などが物色されました。
新興市場では、ZUU<4387>、IPS<4390>、ALBERT<3906>、ホットリンク<3680>、アンジェス<4563>、シェアリングテクノロジー<3989>、SAMURAI<4764>、ソフトフロントホールディングス<2321>、夢真ホールディングス<2362>などが賑わっています。
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