株式市況 「日経平均株価は241円高の5日ぶり反発 米国株高、関税発動で出尽くし 中核銘柄を中心に見直し進む 材料株にも短期資金」
昨晩の米国市場は上昇。祝日休場明けでテクノロジー関連に見直しが広がり、ADP雇用統計やFOMC議事録通過も手掛かりとなっています。
ダウ平均株価は、前営業日比181.92ドル高の24,356.74ドル。ナスダック総合指数は83.75ポイント高の7,586.43ポイントで取引を終えました。
為替相場では株式上昇とともにドルも見直される展開となっています。
東京市場は外部要因改善を好感した見直し買いが先行。日経平均株価始値は21,647円の反発スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が堅調もみあい。5日移動平均線を挟んで水準を探る動きとなりました。
後場では前場と同水準での推移から、13時の米国対中関税発動も出尽くしにつながり、上げ幅を広げています。
日経平均株価終値は、241.15円高の21,788.14円。東証1部の売買代金は概算で2兆4273億円。東証1部の売買高は概算で13億9356万株。値上がり銘柄は1684(80%)に対し値下がりは362(17%)、変わらずは52(2%)となりました。
日経平均株価の5日ぶり反発とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクグループ<9984>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>らが総じて上昇。指数を押し上げています。
テクノロジー関連のソニー<6758>、キーエンス<6861>、村田製作所<6981>、SMC<6273>なども反発。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、三菱商事<8058>、コマツ<6301>、武田薬品<4502>ら中核銘柄も見直されました。
売買代金上位では、アルツハイマー薬の試験結果を受けてエーザイ<4523>、2部所属の東芝<650>、仮想通貨関連のマネックス<8698>なども賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位は医薬品、電気機器、卸売、ガラス土石、海運、ゴム製品、金属製品、非鉄、鉄鋼、電気ガス、繊維製品、機械、紙パルプなどが並びました。
一方、値下がりは石油石炭、保険、空運、鉱業、小売、その他製品となっています。
個別では、決算評価のクスリのアオキホールディングス<3549>、欧州事業買収の大陽日酸<4091>、月次好調のラウンドワン<4680>、ジンズ<3046>などが物色されました。
新興市場では、エーアイ<4388>、IPS<4390>、そーせいグループ<4565>、ミクシィ<2121>、キャンディル<1446>、和心<9271>、ビープラッツ<4381>、ロジザード<4391>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、セリア<2782>などが賑わっています。
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