株式市況 「日経平均株価は103円高の続伸 米国株の堅調展開とともに底堅い 5日移動平均線との攻防 決算銘柄に個別物色」
昨晩の米国市場は堅調。主要企業の決算を好感した買いを集めて底堅い展開となっています。
ダウ平均株価は、前営業日比197.65ドル高の25,241.94ドル。ナスダック総合指数は1.10ポイント安の7,840.77ポイントで取引を終えました。
為替相場では米国と欧州の通商協議を控えて方向感を欠く展開となっています。
東京市場は米国株の堅調展開を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,594円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が節目22600円を挟んでのもみあいとなりました。
後場も5日移動平均線を挟んで一進一退の値動き。堅調もみあいとなっています。
日経平均株価終値は、103.77円高の22,614.25円。東証1部の売買代金は概算で1兆9846億円。東証1部の売買高は概算で11億3815万株。値上がり銘柄は1267(60%)に対し値下がりは729(34%)、変わらずは106(5%)となりました。
日経平均株価の続伸とともに日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、外需関連のソニー<6758>、日本電産<6594>、ホンダ<7267>、コマツ<6301>などが好調。指数を押し上げています。
一方、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>などが軟調。指数の重しとなりました。
売買代金上位では、任天堂<7974>、東海カーボン<5301>、エーザイ<4523>などが活況。昭和電工<4004>、住友鉱山<5713>なども賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に石油石炭、非鉄、鉄鋼、化学、紙パルプ、機械、ガラス土石、電気ガス、ゴム製品、卸売、建設、電気機器、金属製品、倉庫運輸などが並びました。
一方、値下がりは陸運、水産農林、不動産、海運、その他金融、精密機器、食料品、情報通信などとなっています。
個別では、決算評価のブロードリーフ<3673>、日本車輌製造<7102>、タムロン<7740>、格上げのOSG<6136>、新規カバレッジ開始のラクト・ジャパン<3139>などが物色されました。
新興市場では、ALBERT<3906>、MTG<7806>、クラウドワークス<3900>、IPS<4390>、フィル・カンパニー<3267>、グローバルウェイ<3936>、田中科学研究所<4080>、メイコー<6787>、NMSホールディングス<2162>などが賑わっています。
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