株式市況 「日経平均株価は234円安の反落 FOMC後の円高に中国株安を嫌気 中核銘柄に換金売り広がる 決算銘柄の物色目立たず」
昨晩の米国市場は高安まちまち。アップルの好決算でテクノロジー関連が買われた半面、米中貿易戦争懸念を背景に大型株には売りが出ています。
ダウ平均株価は、前営業日比81.37ドル安の25,333.82ドル。ナスダック総合指数は35.50ポイント高の7,707.29ポイントで取引を終えました。
為替相場ではFOMC声明発表で金利据え置き、良好な景気認識示すも出尽くしのドル売りが出ています。
東京市場は円高推移を嫌気した売りが先行。日経平均株価始値は22,676円の反落スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価の5日移動平均線レベルで押し目買いを集めていたものの、見直しは続かず、戻り売りで軟調展開となりました。
中国株安を受けて後場寄りから見切り売りが優勢。日経平均株価は後場一段安となっています。
日経平均株価終値は、234.17円安の22,512.53円。東証1部の売買代金は概算で2兆7678億円。東証1部の売買高は概算で16億4242万株。値上がり銘柄は509(24%)に対し値下がりは1509(71%)、変わらずは85(4%)となりました。
日経平均株価の反落とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>、中核銘柄のトヨタ<7203>、村田製作所<6981>、日産自動車<7201>、ホンダ<7267>なども安く、指数を押し下げています。
格下げの資生堂<4911>、決算銘柄のKDDI<9433>、決算売りに押されたスタートトゥデイ<3092>なども安く、前営業日に賑わっていた任天堂<7974>も利益確定売りに押されました。
売買代金上位では、目標株価引き上げのソニー<6758>、指数調整を受けて日経ダブルインバース<1357>が賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に非鉄、海運、鉱業、石油石炭、ゴム製品、鉄鋼、輸送用機器、機械、情報通信、化学、不動産、建設、医薬品、その他製品、小売などが並びました。
一方、値上がりは紙パルプの1業種のみとなっています。
個別では、増額の旭化成<3407>、決算評価の三井海洋開発<6269>、王子ホールディングス<3861>、日本光電工業<6849>などが物色されました。
新興市場では、GAテクノロジー<3491>、ALBERT<3906>、アクリート<4395>、アドウェイズ<2489>、グレイステクノロジー<6541>、弁護士ドットコム<6027>、ビジョナリー<9263>、ラック<3857>、アスコット<3264>などが賑わっています。
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