株式市況 「日経平均株価は151円安の反落 中国株安を受けて後場下げ幅拡大 中核銘柄には戻り売り 個別物色も限定的」
昨晩の米国市場は上昇。トルコ危機一服とともに見直し買いを集めて切り返しています。
ダウ平均株価は、前営業日比112.22ドル高の25,299.92ドル。ナスダック総合指数は51.19ポイント高の7,870.89ポイントで取引を終えました。
為替相場では新興国通貨上昇とともに円買い圧力も後退しています。
東京市場は前営業日に投資家心理改善を織り込んでおり、売り買い交錯の立ち上がり。日経平均株価始値は22,368円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価の前営業日終値近辺での小動きスタートから、戻り売りで軟調展開となりました。
中国株安を確認した後場では下げ幅を拡大、日経平均株価は後場一段安となっています。
日経平均株価終値は、151.86円安の22,204.22円。東証1部の売買代金は概算で2兆402億円。東証1部の売買高は概算で12億4476万株。値上がり銘柄は422(20%)に対し値下がりは1618(76%)、変わらずは64(3%)となりました。
日経平均株価の反落とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクグループ<9984>、中核銘柄のトヨタ<7203>、ソニー<6758>、任天堂<7974>なども軟調。指数を押し下げています。
メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>なども振るわず。東海カーボン<5301>、SUMCO<3436>が売られたほか、前営業日に買い進まれたブイ・テクノロジー<7717>なども下げが目立ちました。
売買代金上位では、目標株価引き上げのスタートトゥデイ<3092>、内需系のNTT<9432>、JT<2914>、リクルートホールディングス<6098>らが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に紙パルプ、ガラス土石、金属製品、その他製品、石油石炭、鉄鋼、非鉄、空運、建設、不動産、化学、電気機器、証券商品などが並びました。
一方、値上がりは海運、電気ガス、水産農林、鉱業、陸運などとなっています。
個別では、決算評価のLITALICO<6187>、PCデポ<7618>、格上げの大塚商会<4768>などが物色されました。
新興市場では、ホットリンク<3680>、バンク・オブ・イノベーション<4393>、ダブルスタンダード<3925>、ユーザベース<3966>、アドウェイズ<2489>、テリロジー<3356>、エムティジェネックス<9820>、テラ<2191>、ホロン<7748>などが賑わっています。
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