株式市況 「日経平均株価は216円高の反発 節目22800円奪回後も値固め 通商問題進展期待や機械受注を好感 指数系大型株が指数押し上げ」
昨晩の米国市場は高安まちまち。テクノロジー関連が売られたものの、米中貿易問題の進展期待が物色を誘っています。
ダウ平均株価は、前営業日比27.86ドル高の25,998.92ドル。ナスダック総合指数は18.25ポイント安の7,954.23ポイントで取引を終えました。
為替相場では市場予想を上回った機械受注統計を好感した円売りが優勢となっています。
東京市場は通商問題進展期待や機械受注統計を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,657円の反発スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が節目22800円台到達から値固め進展が見られました。
後場では節目22800円台を固める動き、高値もみあいとなっています。
日経平均株価終値は、216.71円高の22,821.32円。東証1部の売買代金は概算で2兆34631億円。東証1部の売買高は概算で13億4675万株。値上がり銘柄は1511(71%)に対し値下がりは513(24%)、変わらずは84(3%)となりました。
日経平均株価の反発とともに日経平均株価構成比率上位のソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>なども強く、指数を押し上げています。
中核銘柄のトヨタ<7203>、武田薬品<4502>、三菱商事<8058>、JT<2914>、資生堂<4911>、日産自動車<7201>なども買われました。
売買代金上位では、ヘリオステクノホールディング<6927>、TATERU<1435>の材料株が賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に鉱業、ゴム製品、海運、石油石炭、卸売、電気ガス、非鉄、鉄鋼、情報通信、小売、陸運、輸送用機器、建設、紙パルプ、ガラス土石などが並びました。
一方、値上がりはその他製品の1業種のみとなっています。
個別では、決算評価のジャパンミート<3539>、月次好調のIDOM<7599>、自社株買いの日本トリム<6788>、奥村組<1833>、新規カバレッジ開始のエイチ・アイ・エス<9603>などが物色されました。
新興市場では、ALBERT<3906>、フィンテックグローバル<8789>、そーせいグループ<4565>、モルフォ<3653>、メドピア<6095>、夢見つけ隊<2673>、地域新聞社<2164>、大塚家具<8186>などが賑わっています。
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