株式市況 「日経平均株価は34円高の7日続伸 8月末権利落ちも底堅い展開 節目22900円を挟んでのもみあい 内需系の権利落ち目立つ」
昨晩の米国市場は堅調。米政権による北米自由貿易協定再交渉への期待が高まり、買い優勢で推移しています。
ダウ平均株価は、前営業日比14.38ドル高の26,064.02ドル。ナスダック総合指数は12.14ポイント高の8,030.04ポイントで取引を終えました。
為替相場では消費者信頼感指数を好感したドル買いが主導しています。
東京市場は米株高を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,820円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価も連日の上昇で利益確定売りを誘いやすく、上値の重い展開。ジリ高商状となりました。
節目22900円乗せもまだ上値重く、後場では伸び悩みの動きとなっています。
日経平均株価終値は、34.75円高の22,848.22円。東証1部の売買代金は概算で1兆9682億円。東証1部の売買高は概算で11億2679万株。値上がり銘柄は1443(68%)に対し値下がりは584(27%)、変わらずは74(3%)となりました。
日経平均株価の7日続伸でメガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>、中核銘柄のソニー<6758>、トヨタ<7203>、東京エレクトロン<8035>などが上昇。指数を押し上げています。
一方、日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>などが軟調。キーエンス<6861>、武田薬品<4502>、イオン<8267>なども売られました。
売買代金上位では、見直し買いを集めたスルガ銀行<8358>が好調。通信新規参入の楽天<4755>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に海運、非鉄、銀行、その他金融、精密機器、金属製品、保険、卸売、石油石炭、倉庫運輸、その他製品、鉄鋼、鉱業、輸送用機器などが並びました。
一方、値下がりは小売、建設、情報通信の3業種となっています。
個別では、中部電力<9502>との資本業務提携の日本エスコン<8892>、増額のサムティ<3244>、月次好調のアスクル<3660>などが物色されました。
新興市場では、モブキャスト<3664>、エクストリーム<6033>、ZUU<4387>、ユナイテッド<2497>、UUUM<3990>、ビープラッツ<4381>、ブロードバンドタワー<3776>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、アエリア<3758>、夢の街創造委員会<2484>などが賑わっています。
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