株式市況 「日経平均株価は291円高の続伸 円安推移を手掛かりに後場一段高 節目22600円台乗せで買い戻し誘う 材料株には見切り売り」
昨晩の米国市場は高安まちまち。FANG銘柄やアップルが軟調だったものの、幅広い銘柄に見直しが進んでいます。
ダウ平均株価は、前営業日比59.47ドル安の25,857.07ドル。ナスダック総合指数は21.62ポイント高の7,924.16ポイントで取引を終えました。
為替相場では1ドル111円台の円安推移が確認されています。
東京市場は円安推移を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,469円の続伸スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価が先週7日の下げを埋めており、高寄りからも上値を伸ばしました。
後場寄りも買いが優勢、上値を伸ばして後場一段高となっています。
日経平均株価終値は、291.60円高の22,664.69円。東証1部の売買代金は概算で2兆1171億円。東証1部の売買高は概算で13億4410万株。値上がり銘柄は1058(50%)に対し値下がりは942(44%)、変わらずは107(5%)となりました。
日経平均株価の続伸で日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>、中核銘柄のトヨタ<7203>、東京エレクトロン<8035>、ソニー<6758>などが買われており、指数を押し上げています。
一方、ヤフー<4689>、村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>が売られたほか、スルガ銀行<8358>、フィンテックグローバル<8789>、TATERU<1435>の下げも目立ちました。
売買代金上位では、指数続伸で日経レバレッジ<1570>、武田薬品<4502>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、テリロジー<3356>などが賑わっています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に石油石炭、医薬品、食料品、鉱業、陸運、証券商品、その他製品、情報通信、機械、海運、小売、倉庫運輸、輸送用機器、サービスなどが並びました。
一方、値下がりは鉄鋼、保険、紙パルプ、水産農林、建設、精密機器などとなっています。
個別では、新規カバレッジ開始のコメダホールディングス<3543>、自社株買いのオープンハウス<3288>、増配検討報道のクボタ<6326>などが物色されました。
新興市場では、ALBERT<3906>、モブキャスト<3664>、サンバイオ<4592>、エクストリーム<6033>、データセクション<3905>、弁護士ドットコム<6027>、テリロジー<3356>、テラ<2191>などが賑わっています。
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