株式市況

株式市況「日経平均株価は36円高の反発 戻り売り、節目19500円攻防こなす 直近調整の金融関連に見直し買い 材料株、値嵩株が強い」

昨晩の米国市場は下げ止まり。米国政策進展期待の後退が意識されたものの、良好な経済指標を受けて見直し買いが下支えしています。

ダウ平均株価は、前営業日比56.09ドル高の20,663.02ドル。ナスダック総合指数は43.89ポイント高の6,055.13ポイントで取引を終えました。

為替相場では、米株下げ止まりとともにドル売りが一巡。東京時間帯早朝では1ドル111円台半ば、1ユーロ123円台後半で推移しています。

東京株式市場では、外部要因の悪化が一服しており、前営業日に売り込まれた経緯から見直し買いが先行。日経平均株価始値は19591円の反発スタートに。

寄り付き後は、戻り売りとともに日経平均株価がマイナスに転じる場面もあり、前営業日終値近辺でのもみあいに終始しました。

後場では、当局の資産購入期待や節目19500円攻防通過から見直しが主導。プラス圏での取引となっています。

日経平均株価終値は、36.90円高の19,590.76円。東証1部の売買代金は概算で2兆4077億円。東証1部の売買高は概算で19億863万株。値上がり銘柄は1090(54%)に対し値下がりは804(39%)、変わらずは121(6%)となりました。

指数反発とともに日経平均株価構成比率上位のソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>などが反発。指数を押し上げています。

一方、ソニー<6758>、ホンダ<7267>、キヤノン<7751>は軟調。短期資金流入の見られていた任天堂<7974>も売られるなど、戻り売りも出ました。

売買代金上位では、値嵩ハイテク株の東京エレクトロン<8035>、ブイ・テクノロジー<7717>が好調。材料性で東芝<6502>も賑わっています。

セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に保険、証券商品、鉱業、鉄鋼、紙パルプ、銀行、繊維製品、海運、卸売、ガラス土石、化学、非鉄、機械、電気機器などが並びました。

一方、値下がりはサービス、電気ガス、その他製品、医薬品、水産農林、倉庫運輸、小売、空運などとなっています。

個別では、米集団訴訟の和解成立でタカタ<7312>、大手企業との資本業務提携のユーグレナ<2931>などが物色されました。

新興市場では、エディア<3935>、プレシジョン<7707>、うるる<3979>、エルテス<3967>、夢展望<3185>、ジャパンエレベーター<6544>、ケアネット<2150>、アズジェント<4288>、平田機工<6258>、セグエグループ<3968>などが賑わっています。

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