株式市況 「日経平均株価は248円高の反発 外部要因改善で大台22000円回復 イベント警戒で日中方向性に欠く 中核銘柄に買い戻し」
昨晩の米国市場は上昇。バークシャー・ハサウェイの好決算や金融、エネルギー関連の押し目買いが押し上げ要因となっています。
ダウ平均株価は、前営業日比190.87ドル高の25,461.70ドル。ナスダック総合指数は28.14ポイント安の7,328.85ポイントで取引を終えました。
為替相場ではドル円は1ドル113円台で底堅い展開となっています。
東京市場は米国株上昇を好感した買いが先行。日経平均株価始値は22,018円の反発スタートとなっています。
寄り付き後は、日経平均株価の節目22100円到達後は堅調もみあいに終始しました。
後場も前場同レベルでの推移となっており、前営業日に続いて米中間選挙を控えるなか、ポジションを傾けにくい局面となっています。
日経平均株価終値は、248.76円高の22,147.75円。東証1部の売買代金は概算で2兆3815億円。東証1部の売買高は概算で13億4259万株。値上がり銘柄は1362（64％)に対し値下がりは674（31％)、変わらずは75（3％）となりました。
日経平均株価の反発とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱ＵＦＪＦＧ<8306>、三井住友ＦＧ<8316>、みずほＦＧ<8411>が上昇。指数を押し上げています。
一方、ソフトバンクグループ<9984>、ＴＤＫ<6762>、東京エレクトロン<8035>、ＳＭＣ<6273>などが売られました。
売買代金上位では、決算反応のトヨタ<7203>のほか、キーエンス<6861>、村田製作所<6981>、楽天<4755>、サンバイオ<4592>、千代田化工建設<6366>などが物色されました。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に医薬品、保険、卸売、石油石炭、鉄鋼、輸送用機器、紙パルプ、鉱業、ゴム製品、食料品、海運、その他金融などが並びました。
一方、値上がりは空運の1業種に限られています。
個別では、決算評価のゴールドウイン<8111>、ワコム<6727>、シンフォニア<6507>、図研<6947>、増額のＪＵＫＩ<6440>などが物色されました。
新興市場では、ＵＵＵＭ<3990>、チームスピリット<4397>、エディア<3935>、シンバイオ製薬<4582>、テリロジー<3356>、エムティジェネックス<9820>、セリア<2782>、日本テレホン<9425>などが賑わっています。
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